PS5出荷は今年23%減少予測 GTA 6でも販売回復は不透明

PlayStation 5を取り巻く市場環境が一段と厳しさを増しているようです。

市場調査会社S&P Global Market Intelligence Kaganは、2026年のゲーム機市場に関する最新レポートを公開し、家庭用ゲーム機全体の出荷台数が大幅に減少するとの予測を発表しました。その中でもPlayStation 5は前年を上回る落ち込みが見込まれており、一方で次世代機「PlayStation 6」は2028年に登場する可能性があると分析されています。

家庭用ゲーム機市場は約2割縮小へ

レポートによると、2026年の世界の家庭用ゲーム機出荷台数は前年比19.5%減の3390万台になる見込みです。

これは前年にNintendo Switch 2の発売効果で4210万台まで回復した反動に加え、RAMやストレージ価格の高騰による本体価格の上昇が市場全体を冷え込ませる要因になると分析されています。

調査会社は、「ハードウェアは古くなりつつある一方で価格は高く、大型タイトルも限られている」と指摘しており、市場全体が厳しい局面を迎えているとの見方を示しています。

PS5の出荷台数は13.2百万台まで減少予測

PlayStation 5については、2025年に全モデル合計で1710万台を出荷しましたが、これは前年比15.2%の減少でした。そして2026年はさらに1320万台まで縮小すると予測されています。

背景には、RAMやストレージ部品の供給問題によるコスト上昇があります。

ソニーは2026年4月にPS5シリーズの価格改定を実施しており、海外では通常版が550ドルから650ドルへ、デジタル・エディションが500ドルから600ドルへ、PS5 Proは750ドルから900ドルへ値上げされました。

調査会社は、発売から6年目を迎えるゲーム機としては価格が高く、多くの消費者にとって購入のハードルが高まっていると分析しています。

GTA 6でも販売回復は不透明

PlayStation陣営にとって大きな期待材料となるのが「Grand Theft Auto VI」の発売です。

しかし、S&P Global Market Intelligence Kaganのアナリストは、GTA 6ほどの大型タイトルであっても、値上げされたPS5の販売減少を完全に相殺できるかは不透明との見方を示しています。

価格上昇に加え、GTA 6以外に市場を大きくけん引するソフトが少ないことも課題として挙げられており、PS5を取り巻く状況は決して楽観視できないようです。

PS6は2028年発売との予測

一方で、レポートではPlayStation 6の投入時期についても言及されています。

部品価格の高騰が2028年頃までに落ち着けば、ソニーとMicrosoftは次世代ゲーム機を投入できる可能性があると予測しています。

PlayStation 6については2028年に約400万台を出荷し、その後は販売を拡大して2030年には年間1720万台規模に達すると予想されています。

また、価格帯は600~800ドル程度になるとの見通しで、現在の部品価格の動向が発売時期や価格設定を左右する重要な要素になるとみられています。

次世代機への移行が市場回復の鍵に

今回のレポートでは、ゲーム機市場全体が2027年頃まで縮小傾向を続け、その後は次世代機の投入によって徐々に回復するシナリオが描かれています。

その中でもPlayStationは、価格改定や市場環境の悪化によって短期的には厳しい状況が続く一方、PlayStation 6の登場が今後の成長を左右する大きな転換点になると予想されています。

なお、これらはあくまで市場調査会社による予測であり、ソニーは現時点でPlayStation 6の発売時期や仕様について正式な発表は行っていません。今後の動向にも注目が集まりそうです。

ソース

スポンサーリンク
スポンサーリンク
Xperia・Sonyゲーム
スポンサーリンク
Sumahodigestをフォローする
スポンサーリンク