
ソニーの最新フラッグシップスマートフォン「Xperia 1 VIII」において、これまでのXperia 1シリーズとは異なる購入傾向が見られています。
価格.comのレビュー投稿数を比較すると、Xperia 1 VIIIでは16GB RAM搭載モデルのレビュー数が12GBモデルを大きく上回っており、過去の「Xperia 1 VII」や「Xperia 1 VI」とは逆の傾向になっています。
レビュー数は実際の販売台数を完全に反映するものではありませんが、購入者の比率を推測する一つの目安として見ることができます。
Xperia 1 VIIIでは16GBモデルが12GBモデルを逆転
価格.comにおける各モデルのレビュー数は以下のようになっています。
Xperia 1 VIII
- 12GB RAMモデル:56件
- 16GB RAMモデル:106件
16GBモデルは12GBモデルの約2倍近いレビュー数となっており、明確に人気が上回っています。
一方、過去モデルではこのような傾向は見られませんでした。
過去モデルでは12GBモデルが中心
Xperia 1 VIIでは、
- 12GB RAMモデル:111件
- 16GB RAMモデル:27件
となっており、12GBモデルのレビュー数が16GBモデルを大きく上回っています。
また、Xperia 1 VIでも、
- 12GB RAMモデル:128件
- 16GB RAMモデル:12件
という結果でした。
つまり、Xperia 1 VIIとXperia 1 VIでは標準的な12GBモデルが主流だった一方で、Xperia 1 VIIIでは大容量メモリモデルの需要が大きく伸びていることになります。
| モデル | 12GB RAMモデルのレビュー数 | 16GB RAMモデルのレビュー数 | 傾向 |
|---|---|---|---|
| Xperia 1 VIII | 56件 | 106件 | 16GBモデルが約1.9倍多い |
| Xperia 1 VII | 111件 | 27件 | 12GBモデルが約4.1倍多い |
| Xperia 1 VI | 128件 | 12件 | 12GBモデルが約10.7倍多い |
初の1TBモデル投入が影響か
Xperia 1 VIIIでは、1シリーズとして初めて1TBストレージモデルが用意されました。
メモリ・ストレージ構成は以下の通りです。
Xperia 1 VIII
- 12GB RAM / 256GBストレージ
- 12GB RAM / 512GBストレージ
- 16GB RAM / 512GBストレージ
- 16GB RAM / 1TBストレージ
Xperia 1 VII
- 12GB RAM / 256GBストレージ
- 12GB RAM / 512GBストレージ
- 16GB RAM / 512GBストレージ
Xperia 1 VI
- 12GB RAM / 256GBストレージ
- 12GB RAM / 512GBストレージ
- 16GB RAM / 512GBストレージ
Xperia 1 VIIIでは、最上位となる16GB RAM/1TBモデルが追加されたことで、より高性能な構成を求めるユーザーの関心を集めた可能性があります。
SIMフリー版人気の背景には大容量メモリ需要も
当サイトでは以前、Xperia 1 VIIIではキャリア版よりもSIMフリー版の人気が大幅に高まっており、その傾向は過去モデル以上に強まっていると紹介しました。
キャリア版は12GB RAM/256GBストレージモデルのみとなっている一方、SIMフリー版ではより大容量のメモリやストレージ構成を選択できます。
もちろん、SIMフリー版がキャリア版より本体価格が安いことも人気の理由の一つです。しかし今回のレビュー数の傾向を見る限り、単純な価格差だけではなく、「より多くのRAM容量を搭載したモデルを選びたい」というユーザーが増えていることも背景にあるのかもしれません。
Xperiaユーザーの高性能志向が強まった可能性
Xperia 1シリーズは以前から、microSDカード対応や3.5mmイヤホンジャック搭載など、他社フラッグシップとは異なるこだわりを持つユーザーから支持されてきました。
今回、Xperia 1 VIIIで16GBモデルが人気を集めていることは、単に最新モデルを求めるだけではなく、長期間使うことを前提に、より余裕のあるスペックを選択するユーザーが増えていることを示している可能性があります。
今後、Xperiaシリーズで大容量メモリモデルがどの程度定着していくのか、販売動向にも注目が集まりそうです。

