
Android 17では、見た目の大きな機能追加に注目が集まる一方で、Pixel端末向けに音質を改善する“隠れアップグレード”が含まれていることが分かりました。ワイヤレス音声コーデックの対応が拡張され、音楽体験が一段と向上する可能性があります。
新たに追加されたLHDCv5対応
今回のアップデートで、Google Pixelは新たに「LHDCv5」コーデックにネイティブ対応しました。これは従来のSBCやAACといった標準的なBluetooth音声圧縮方式よりも高ビットレートでの伝送が可能とされ、より高音質なワイヤレス再生を実現できるのが特徴です。

これまでPixelシリーズは高音質コーデックとしてLDACに対応していましたが、対応機器が限られるという課題がありました。そのため、イヤホンやヘッドホンが非対応の場合は自動的にAACやSBCへとダウングレードされ、音質面で制約が生じるケースもありました。
より広い高音質再生の選択肢
LHDCv5の追加によって、対応イヤホンを使用するユーザーにとっては選択肢が広がり、より高品位なワイヤレスオーディオを楽しめる環境が整います。ただし、このコーデックは自動で有効になるわけではなく、設定画面から手動で切り替える必要があります。
またGoogleは現時点でこの機能を大きくアピールしておらず、多くのユーザーにとっては“隠し機能”に近い扱いになっています。
開発者オプションから有効化
実際にLHDCv5を使用するには、開発者向け設定からの操作が必要です。設定アプリの「端末情報」でビルド番号を7回タップして開発者オプションを有効化した後、「システム」→「開発者向けオプション」→「Bluetoothオーディオコーデック」と進み、LHDCv5を選択します。
なお、この項目は対応イヤホンを接続している場合にのみ表示されるため、事前に互換性のある機器が必要になります。
ひっそり追加された音質強化
今回の変更は派手な新機能ではないものの、ワイヤレス音質を重視するユーザーにとっては実用的なアップグレードといえます。特に音楽再生や動画視聴を重視するPixelユーザーにとっては、今後の体験向上につながる可能性があります。


