
低価格帯のAndroidゲーム機市場に、新たな携帯型ゲーム機「X95 Pro」が登場しました。派手なデザインと手頃な価格を武器に販売されていますが、そのスペック表記には疑問の声も上がっています。
特に注目されているのが、搭載プロセッサとして記載されている「Snapdragon 7 Gen 1」です。この価格帯の製品としては不自然との指摘があり、実際の搭載チップは別のものである可能性も取り沙汰されています。
Snapdragon 7 Gen 1搭載は本当なのか
X95 Proのメーカーは、SoCとしてQualcomm製のSnapdragon 7 Gen 1を採用していると説明しています。

しかし、このクラスの格安ゲーム機でSnapdragon 7 Gen 1を搭載するのはコスト面から考えても現実的ではないとの見方が強く、実際にはMediaTek製チップなどが搭載されている可能性があると海外メディアは指摘しています。

公開されている動画を見る限り、OSにはAndroidが採用されており、YouTubeなどのアプリも利用できるようです。また、ゲーム機向けにカスタマイズされた独自ランチャーも搭載されています。
レトロゲーム向けエミュレーション機として設計
X95 Proは最新ゲーム向けというよりも、レトロゲームのエミュレーション用途を主眼に置いた製品とみられています。
メーカーによれば、初代PlayStationやPlayStation Portable、ゲームボーイシリーズなど複数のゲーム機をエミュレートできるとのことです。
さらに、20,000本以上のゲームを収録しているとうたわれていますが、その大半は著作権上の許諾を得ていないタイトルである可能性が高く、実際の内容については注意が必要です。
3.5インチディスプレイと物理コントローラーを搭載
本体には3.5インチのIPS液晶を採用しており、解像度は640×480ドットです。
操作系は携帯ゲーム機としてオーソドックスな構成で、デュアルアナログスティック、方向キー、4つのアクションボタンに加え、ショルダーボタンも備えています。
また、3.5mmイヤホンジャックやステレオスピーカーも搭載されており、追加機器なしでもゲームや動画コンテンツを楽しめる仕様です。
最大8時間駆動をアピール
バッテリー性能については、最大8時間の連続利用が可能とされています。
充電端子にはUSB Type-Cを採用し、約2時間でフル充電できるとのことです。ただし、これらの数値はメーカー公称値であり、実際の使用環境によって変動する可能性があります。
近年はAndroidベースの格安携帯ゲーム機が数多く登場していますが、X95 Proもその流れを汲む製品と言えそうです。一方で、搭載SoCの真偽や収録ゲームのライセンス状況など、不透明な部分も少なくありません。
価格の安さは魅力ですが、購入を検討する場合は実機レビューや分解レポートなどで詳細が明らかになるのを待った方がよいかもしれません。
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