
メモリ価格の高騰が続くなか、Samsungが一部スマートフォンの価格引き上げを検討しているとの報道が浮上しました。対象は欧州市場向けモデルとされており、早ければ6月にも価格改定が実施される可能性があるようです。
Galaxy Sや次期Foldシリーズが対象との報道
今回の情報によると、値上げ対象にはGalaxy Sシリーズに加え、今後登場予定の折りたたみモデルも含まれる見込みです。
特に、Samsung Galaxy Z Fold7やSamsung Galaxy Z Flip7では、価格が約100ユーロ上昇する可能性があると伝えられています。
現時点ではベースモデルのみが対象なのか、それとも大容量ストレージ版も含まれるのかは不明ですが、上位モデルでも価格上昇が避けられない可能性があります。
背景にあるのはRAM価格の急騰
ここ数年、スマートフォンメーカー各社は、部品コスト上昇を内部コスト削減や最適化によって吸収してきました。
しかし現在は、DRAMやNANDなどメモリ関連部品の価格上昇が想定以上の水準に達しているとされ、メーカー側だけで吸収するのが難しくなってきている模様です。
特に近年のハイエンドスマートフォンは、AI機能強化や高性能化によってメモリ搭載量が増加傾向にあります。これによりRAM価格の影響を受けやすくなっているとも考えられます。
Samsungだけの問題ではない可能性
今回名前が挙がっているのはSamsungですが、影響は同社だけに留まらない可能性があります。
市場アナリストの間では、2026年後半にかけてメモリ不足がさらに深刻化し、スマートフォン全体の価格上昇につながるとの見方も出ています。
そのため、今後はAndroidメーカー各社だけでなく、Appleを含む幅広いメーカーで価格調整が行われる可能性もありそうです。
ハイエンド市場はさらに高価格化へ?
近年のスマートフォン市場では、フラッグシップモデルの価格上昇が続いています。
折りたたみ端末やAI機能強化モデルでは特に部品コストの影響が大きく、今回のRAM価格高騰はその流れをさらに加速させる要因になるかもしれません。
現時点では欧州市場向けの情報に留まっていますが、今後ほかの地域へ影響が波及する可能性もあり、今後のSamsungの正式発表が注目されます。


