
Lenovoが、久々となる自社ブランドのスマートフォン「Legion Y70」を中国市場向けに正式発表しました。Legionブランドのゲーミングスマホとしては2022年の「Legion Y90」以来となり、同社が再びスマートフォン市場へ本格参入する動きとして注目を集めています。
今回のLegion Y70は、ハイエンドSoCや大容量バッテリーを搭載した本格ゲーミング仕様となっており、近年拡大している高性能スマホ市場を強く意識したモデルになっています。
2K・144Hz対応の大型OLEDディスプレイ搭載
Legion Y70は、6.82インチのBOE製Q10 OLEDディスプレイを採用。解像度は2Kで、最大144Hzリフレッシュレートに対応しています。

さらにLTPO技術による可変リフレッシュレートもサポートしており、ゲーム時の滑らかさと省電力性を両立。ピーク輝度は最大7000nitsに達するとされ、Dolby Visionにも対応しています。
近年のゲーミングスマホらしく、表示性能にはかなり力が入っている印象です。
Snapdragon 8 Gen 5と大規模冷却機構を採用
SoCにはQualcommのSnapdragon 8 Gen 5を搭載。メモリはLPDDR5X Ultra、ストレージはUFS 4.1を採用しています。
構成は以下の複数パターンが用意されています。
- 12GB RAM + 256GB
- 12GB RAM + 512GB
- 16GB RAM + 512GB
- 1TBストレージ搭載上位モデル
冷却面では、5500mm²の大型ベイパーチャンバーを搭載。Lenovoによると、高負荷時にはCPU温度を最大7度低下させられるとのことです。
スマホ向けSoCの発熱問題が年々深刻化する中、冷却性能を大きくアピールしている点は興味深いところです。
8000mAhバッテリー搭載
バッテリー容量は8000mAhと非常に大きく、最近のスマートフォンとしてはかなり異例のサイズです。
90W急速充電に対応するほか、バイパス充電機能も搭載。ゲームプレイ時に本体発熱やバッテリー劣化を抑えながら給電できる仕様となっています。
また、1200回の充電サイクル後でも長期的なバッテリー耐久性を維持できるとLenovoは説明しています。
カメラや防水性能もハイエンド仕様
カメラ構成は以下の通りです。
- 5000万画素メインカメラ(Sony LYT-710)
- 800万画素超広角カメラ
- 3200万画素フロントカメラ
超広角カメラは2.5cmまで寄れるマクロ撮影にも対応しています。
さらに、
- IP68 / IP69防水防塵
- Wi-Fi 7
- Bluetooth 6.0
- NFC
- eSIM
- 500Hzジャイロセンサー
なども搭載。OSはAndroid 16ベースで、Lenovo独自の「Tianxi AI 4.0」機能にも対応します。
価格は約450ドルから
Legion Y70は現在、中国市場で予約受付が開始されています。
カラーバリエーションは「Ice Soul White」と「Carbon Black」の2色展開。価格は12GB + 256GBモデルで3099元、日本円換算ではおよそ7万円前後からとなっています。
近年はASUS ROG PhoneやREDMAGICなどがゲーミングスマホ市場を牽引していますが、Lenovoの復帰によって再び競争が激しくなる可能性もありそうです。
