
英Nothingが提供する独自AndroidインターフェースNothing OSの最新世代となるNothing OS 4が、対応するスマートフォン向けに広く展開されています。現在はさらに改良を加えたNothing OS 4.1の提供も視野に入っており、ロックスクリーン機能やAI機能などが強化される見込みです。
Android 16ベースのNothing OS 4.0
最新のNothing OSの第4世代となるNothing OS 4.0は、Android 16をベースに開発されています。
2025年11月にはNothing Phone (3)とNothing Phone (2)向けに安定版の提供が始まり、その後対象機種へ順次配信が進められてきました。プライバシーやセキュリティの強化に加え、ユーザーインターフェースや操作性の改善が大きなポイントとなっています。
対応機種は2023~2025年モデルが中心
Nothing OS 4.0は、NothingおよびCMFブランドの比較的新しいスマートフォンのほぼすべてが対象となっています。主な対応機種は以下の通りです。
フラッグシップモデル
- Nothing Phone (3)
- Nothing Phone (2)
Phone(a)シリーズ
- Nothing Phone (3a)
- Nothing Phone (3a) Pro
- Nothing Phone (2a)
- Nothing Phone (2a) Plus
- Nothing Phone (3a) Lite
CMFシリーズ
- CMF Phone 2 Pro
- CMF Phone 1
2026年3月時点では、対象機種すべてにNothing OS 4.0の配信が完了しているとされています。
ダークモードやUI操作を強化
Nothing OS 4.0では、デザイン面や操作感の改善も大きく進められました。
特に注目されている主な新機能は次の通りです。
- 完全な黒表示に近い「Extra dark mode」
- 通知削除時のスティッキーアニメーション
- 新しいステータスバーおよびホーム画面アイコン
- ウィジェットやクイック設定の柔軟なサイズ変更
- 2つのアプリを同時表示できるポップアップウィンドウ
- ハプティクス(振動フィードバック)の強化
またアプリドロワーの検索機能も強化され、カレンダーイベントやファイル、SMSなども検索結果に表示されるようになりました。
Nothing OS 4.1ではAI機能などを追加
Nothing OS 4の次のマイナーアップデートとなるNothing OS 4.1は、Nothing Phone (4a)とNothing Phone (4a) Proに標準搭載されて登場しました。
このバージョンでは主に以下のような機能が追加されています。
- AIによる不要物削除機能「AI Eraser」
- ロックスクリーンの詳細なカスタマイズ
- 壁紙と時計を組み合わせた深度エフェクト
- Google Mapsなどの情報をリアルタイム表示するLive Updates
- 呼吸トレーニングなどを行うリラクゼーションウィジェット
- Glyphライト用の生成型着信音
設定画面のデザインも調整され、角丸や枠線を強調した新しいUIスタイルが採用されています。
今後は既存端末にも4.1が配信される見込み
Nothing OS 4.1の正式な配信スケジュールはまだ発表されていませんが、これまでのアップデート方針から考えると、すでにNothing OS 4.0を受け取っている端末には順次提供される可能性が高いとみられています。
まずはフラッグシップのPhoneシリーズから配信が始まり、その後aシリーズやCMFシリーズへと展開される可能性が高そうです。
Nothing OS 4はデザインのミニマルさを維持しつつ、操作性や機能面を着実に強化したアップデートとなっています。4.1の登場によって、Nothingのソフトウェア体験はさらに洗練されていきそうです。

