
来月開催が有力視されているSamsungの新製品発表会「Galaxy Unpacked」を前に、米国の認証機関FCCのデータベースから複数の未発表デバイスの存在が明らかになりました。折りたたみスマートフォンやスマートウォッチの投入がほぼ確実となった一方で、以前から噂されている「Galaxy Z Fold 8 Wide」の姿は今回も確認されず、その存在を巡る憶測が広がっています。
FCC認証から判明したGalaxy Unpackedの有力候補
Android Authorityが発見したFCC認証情報には、7つの未発表製品が掲載されていました。認証上では型番のみが記載されていますが、これまでのリーク情報などから以下の製品に該当するとみられています。
・SM-F776U:Galaxy Z Flip 8
・SM-F976U:Galaxy Z Fold 8 Ultra
・SM-L340/SM-L345:Galaxy Watch 9(40mm、Wi-Fi/セルラーモデル)
・SM-L350/SM-L355:Galaxy Watch 9(44mm、Wi-Fi/セルラーモデル)
・SM-L715:Galaxy Watch Ultra 2(セルラーモデル)
FCC認証は、米国内で無線通信機器を販売するために必要な審査の一つです。そのため、今回の掲載機種はいずれも発表・発売が近づいている可能性が高いと考えられます。
日本向けモデルはすでに存在を確認済み
興味深いのは、今回FCCで確認されたGalaxy Z Flip 8とGalaxy Z Fold 8 Ultraについて、日本市場向けモデルの存在もすでに別の認証機関で確認されている点です。
これまでの認証情報から、両機種ともNTTドコモ、au、ソフトバンク、楽天モバイルの4キャリア版に加え、メーカー直販となるSIMフリーモデルの投入が確実視されています。Samsungは近年、日本市場で折りたたみスマートフォンの展開を積極化していますが、次世代モデルでも国内フルラインアップ展開が維持される可能性が高そうです。
一方で、ここ最近大きな話題となっている「Galaxy Z Fold 8 Wide」については、FCCだけでなく、日本向けモデルの認証情報においてもその存在は確認されていません。
注目のGalaxy Z Fold 8 Wideは今回も姿を見せず
Galaxy Z Fold 8 Wideは、従来モデルより大型化したディスプレイを採用する新たな折りたたみモデルとして噂されており、Samsungの新たな挑戦になるのではないかと期待されています。
しかし、今回のFCC認証情報にもその痕跡はなく、日本を含む各国の認証機関でも対応する型番は見つかっていない状況です。
もちろん、認証を取得していないことが発売中止を意味するわけではありません。単に開発スケジュールが他モデルより遅れている可能性や、発表時期をずらした別ラインとして準備されている可能性も考えられます。ただ、これだけ多くの関連機種が認証段階に進んでいる中でWide版だけが確認されていないことは気になるポイントです。
7月のGalaxy Unpackedで答えが明らかに?
Samsungはイベントの開催日時や会場を正式発表していないものの、Galaxy Unpackedは7月22日にロンドンで開催されるとの見方が有力です。例年通りであれば、イベント終了直後に予約受付が始まり、約2週間後には出荷が開始されるとみられます。
Galaxy Z Flip 8は薄型化が進む一方で、カメラやチップセットの大幅な刷新はないと噂されています。また、Galaxy Z Fold 8 UltraはFold 7の後継機に位置づけられ、「Ultra」の名にふさわしい上位モデルとして登場する可能性があります。さらに、新型Galaxy Watchシリーズでは、Samsung Healthと連携したAIベースの健康管理機能の強化も期待されています。
折りたたみ市場への注力を鮮明にするSamsungですが、現時点で最も気になるのはやはりGalaxy Z Fold 8 Wideの存在でしょう。FCC認証でも、日本向け認証でも確認されていないことを踏まえると、少なくとも現段階では「発売確実」とまでは言えない状況です。Galaxy Unpacked本番でサプライズが用意されているのか、それとも別のタイミングで姿を現すのか。今後の動向に注目が集まります。

