
Appleが公開していた最新ノートPCの性能比較資料において、実際には存在しないモデル名が記載されるミスがあったことが分かりました。問題となったのは、最新チップを搭載したM5 MacBook Airの性能比較の中で、実在しない15インチ版のMacBook Airを例として挙げていた点です。
この誤りはユーザーによって発見され、SNS上で拡散されましたが、同社はその後すぐに資料を修正しています。
実在しない15インチM1 MacBook Airを比較対象に
問題となったのは、M5チップの性能を旧世代と比較するグラフです。ここでは15インチのM5 MacBook Airと比較する形で、15インチのM1 MacBook Airが記載されていました。

しかし実際には、M1チップが搭載されたMacBook Airは13インチモデルのみで、15インチモデルは存在していません。15インチMacBook Airがラインアップに追加されたのは、後に登場したM2世代以降です。
つまり、Appleの比較資料では実際には発売されていない製品が誤って比較対象として表示されていたことになります。
ユーザーが発見、SNSで拡散
このミスは、SNSを利用するユーザーが資料を確認した際に発見したものです。投稿では、15インチM5 MacBook Airが15インチM1 MacBook Airと比較され、画像処理性能が約170%向上していると説明されていました。
ただし、公開されていた比較ページはすでに修正されており、現在は15インチM1モデルの表記は削除されています。代わりに、実際に存在する13インチのM1 MacBook Airが比較対象として表示されるようになっています。
M5 MacBook Airは基本ストレージも強化
なお、M5 MacBook Airは13インチと15インチの2サイズが用意されており、基本ストレージ容量が512GBに引き上げられた点も特徴の一つです。これは従来モデルで指摘されていたストレージ容量の少なさに対する改善とみられています。
今回のような誤表記は、複雑な性能グラフや比較資料を作成する過程で起こり得るミスとも言えますが、Appleは比較的早い段階で修正を行ったため、大きな問題には発展しませんでした。とはいえ、細部へのこだわりを強みとしてきた同社だけに、こうした小さなミスにも注目が集まる結果となりました。

