
サムスンはAI体験とSoC強化、新カメラで付加価値を訴求
サムスンが準備を進めている次期フラッグシップ「Galaxy S26 Ultra」について、前モデルのGalaxy S25 Ultraよりも価格が上昇する可能性が浮上しています。背景には、DRAMやNANDフラッシュといった主要部品の価格高騰があり、韓国メディアは約6%の値上げになると報じています。
韓国では180万ウォン前後になるとの見方
報道によると、Galaxy S26 Ultraの韓国での想定価格は約180万ウォンとされています。これは、256GBモデルが169万ウォンで発売されたGalaxy S25 Ultraと比べて、およそ6%の上昇にあたります。
サムスンはすでにノートPC「Galaxy Book 6 Pro」シリーズで大幅な値上げを行っており、今回のスマートフォンでも部品コストの上昇を自社で吸収する可能性は低いとみられています。
メモリ不足が直撃、仕様競争からの脱却を狙う
サムスンの共同CEOは、世界的なメモリ不足について「どの企業も無関係ではいられない」とコメントしており、今回の価格改定も避けられない流れと言えそうです。
その一方で、Galaxy S26 Ultraでは単純なスペック向上だけでなく、より実用性を重視した進化が図られるとされています。
具体的には、次世代AI体験の強化に加え、Snapdragon 8 Elite Gen 5の改良版チップセット、新型カメラセンサーの採用などが噂されています。性能数値を競うのではなく、日常利用で違いを感じられる体験価値を前面に押し出す戦略にシフトする狙いがあるようです。
付加価値施策で販売減を防げるか
これまでのGalaxyシリーズと同様に、Galaxy S26 Ultraでもイヤホンやモバイルバッテリーなどの特典、早期購入向けの割引施策が用意される見通しです。内容は地域ごとに異なるとみられますが、実質的な負担感を和らげる役割を果たしそうです。
スマートフォン出荷台数でアップルに首位を譲ったサムスンにとって、Galaxy S26 Ultraは巻き返しを図る重要なモデルとなります。値上げが現実となった場合でも、AI機能やカメラを含む総合的な体験でユーザーをどこまで引き付けられるかが、今後の注目点と言えるでしょう。

