
サムスンの最新フラッグシップ「Galaxy S26」シリーズが正式発表されました。今回の注目点のひとつが、地域によって搭載チップが異なる点です。ただし、日本市場向けモデルについては事情が明確で、全モデルがQualcomm製のSnapdragonを採用しています。
日本版は3モデルすべてSnapdragon
まず結論から言えば、日本で販売される「Galaxy S26」「Galaxy S26 Plus」「Galaxy S26 Ultra」の3機種は、いずれも「Snapdragon 8 Elite Gen 5 for Galaxy」を搭載します。
最上位モデルのUltraは、世界共通でSnapdragon仕様となっており、これは前世代から続く流れです。一方で、無印モデルとPlusについては地域によって構成が分かれていますが、日本は北米・中国と同様にSnapdragon版が投入されます。
そのため、日本のユーザーが購入する場合、プロセッサの違いを心配する必要はありません。
「for Galaxy」とは何か
Snapdragon搭載モデルには「for Galaxy」という表記が付きます。これは、サムスンのフラッグシップ向けに最適化・高クロック化された特別仕様であることを意味します。
Qualcommとの協業により、CPUやGPU、AI処理性能がわずかに強化されているのが特徴です。通常版のSnapdragonと比べて、ピーク性能やチューニング面で優位性があるとされています。
日本版Galaxy S26シリーズも、この「for Galaxy」仕様が採用されます。
海外ではExynos 2600も展開
一方、欧州など一部地域では、無印S26およびS26 Plusに「Exynos 2600」が採用されています。これはサムスン自社開発の最新チップで、2nmプロセスで製造される先進的なSoCです。
Snapdragon 8 Elite Gen 5はTSMCの3nmプロセスで製造され、独自のOryon CPUコアを採用。対するExynos 2600は1+3+6構成の新アーキテクチャを採用し、GPUにはXclipse 960を搭載します。
初期ベンチマークでは、マルチコア性能はほぼ拮抗し、シングルコアではSnapdragonがやや優位とされています。ただし実使用での体感差については、今後の詳細検証を待つ必要があります。
日本ユーザーにとってのポイント
日本市場では全モデルがSnapdragon仕様で統一されているため、海外のように「どちらのチップが搭載されているのか」を気にする必要はありません。
むしろ注目すべきは、「for Galaxy」仕様による最適化や、AI処理性能の強化です。ゲームや生成AI機能、カメラ処理など、日常的な利用シーンでのパフォーマンス向上が期待できます。
海外ではExynos版との併売という形になりましたが、日本向けGalaxy S26シリーズはシンプルな構成となりました。購入を検討しているユーザーにとっては、選択の迷いが少ない分、分かりやすい展開と言えそうです。

