
Samsungの2026年向け折りたたみスマートフォン戦略について、具体的な手がかりが見え始めています。GSMAのIMEIデータベースから、新たな型番やコードネームが確認され、次世代モデルの開発がすでに進行中であることが明らかになりました。単なる登録情報にとどまらず、Samsungが今後どのような方向性で折りたたみ端末を展開していくのかを示す重要なヒントとも言えそうです。
Galaxy Z Fold 8とGalaxy Z Flip 8がテスト段階に
流出した資料によると、Samsungは少なくとも3つの新しい折りたたみモデルを準備していると見られています。その中核となるのが、次期フラッグシップと位置付けられる「Galaxy Z Fold 8」と「Galaxy Z Flip 8」です。GSMAのデータベースには、それぞれSM-F976U、SM-F776Uという型番で登録されており、正式名称が確定する以前から内部テストが行われていることがうかがえます。
型番の末尾Uが示す米国向けモデル
今回確認された型番はいずれも末尾にUが付いており、これは米国市場向けモデルを意味します。Samsungは、グローバル向けにB、韓国向けにN、米国向けにUまたはU1というサフィックスを使い分けてきました。このことから、すでに米国市場を想定したネットワーク検証や最適化の段階に入っている可能性が高く、製品化に向けた初期の公式プロセスが始まったと考えられます。
コードネームQ8とB8が示す開発の流れ
Samsungは折りたたみ端末の開発において、一定の命名規則を採用しています。Z FoldシリーズはQ、Z FlipシリーズはBというコードネームが割り当てられており、前世代ではZ Fold 7がQ7、Z Flip 7がB7と呼ばれていました。

今回確認されたQ8とB8は、その流れを継ぐ形でZ Fold 8とZ Flip 8を指していると見て間違いなさそうです。毎年着実に世代を重ねるSamsungの開発姿勢が、今回の情報からも読み取れます。
新たに浮上した謎の折りたたみモデルH8
今回のリークで特に注目されるのが、SM-F971Uという別の型番とともに確認されたH8というコードネームの存在です。これは従来のZ Foldシリーズとは異なる位置付けの折りたたみ端末である可能性があり、Samsungが新たなフォームファクターやラインアップ拡張を検討していることを示唆しています。

仕様の詳細は不明ですが、2026年には2つのFoldモデルと1つのFlipモデルという構成になる可能性も浮上しています。
発表時期は例年通り夏が有力か
これらの情報は、Samsungが毎年夏に開催してきたUnpackedイベントのスケジュールとも整合しています。正式発表は2026年7月から8月頃になると予想され、IMEI登録が行われている点からも、開発が計画通り進んでいることがうかがえます。
次期モデルでは、最新世代のプロセッサーや耐久性の向上、AI機能のさらなる統合などが進むと見られており、折りたたみスマートフォンが成熟期に入ったことを印象付ける製品になる可能性があります。さらに、謎のFoldモデルはAppleの折りたたみ端末を意識した存在になるとの見方もあり、2026年はSamsungにとって折りたたみ技術の大きな転換点となりそうです。


