
世界で実際に使われているスマートフォンの台数という視点で見ると、サムスンとアップルの存在感は群を抜いています。調査によると、両社はいずれも稼働中の端末数が10億台を超えており、iPhoneとGalaxyという2大ブランドが市場を事実上けん引している状況が浮き彫りになりました。
稼働台数で見るとサムスンは10億台規模の巨大ブランド
サムスンは2025年末時点で、世界における稼働中のスマートフォンが10億台を超えているとされています。販売台数ではなく、現在も利用されている端末数に限定した数字である点が特徴です。

この水準は他メーカーと比較しても圧倒的で、サムスンのスマートフォンが世界中で幅広く使われ続けていることを示しています。多少の増減があったとしても、その規模が簡単に揺らぐものではないことは明らかです。
アップルも10億台超えで唯一サムスンに並ぶ存在
稼働端末数でサムスンを上回る、あるいは肩を並べる唯一のブランドがアップルです。iPhoneもまた、稼働中の端末数が10億台を超えており、この領域に到達しているのはアップルとサムスンの2社のみです。
アップルは2025年第4四半期において、スマートフォンの市場シェア、売上高シェアの両面で首位を獲得しており、稼働台数という指標でもその強さが裏付けられた形です。世界で使われているスマートフォンの約4台に1台がiPhoneという計算になります。
他メーカーは2強の背中を追う展開に
調査を行ったCounterpoint Researchによると、稼働端末数で3位につけたのはシャオミです。ただし、サムスンやアップルとの差は依然として大きく、明確な開きがあります。
その後にはオッポ、ビボが続き、次に位置するのがトランシオンです。トランシオンはインフィニックスやテクノといったブランドを展開する企業で、知名度は高くないものの、新興国を中心に存在感を高めています。
さらにファーウェイとオナーが続き、オナーは稼働端末数が2億台を超えたとされています。モトローラも2億台に迫る水準にあり、その後にrealme、そしてグーグルが続く形となっています。
2億台超メーカーは8社に
2025年時点で、稼働中端末が2億台を超えたスマートフォンメーカーは8社となり、これらの企業だけで世界全体の8割以上を占めています。
このうち、AppleとSamsungのみが10億台を突破しており、長期的にユーザーを囲い込む力の強さが際立っています。
稼働台数という指標が示す市場の実像
市場シェアや販売台数と異なり、稼働台数は実際に日常的に使われている端末のみを対象とするため、ブランドの定着度やエコシステムの強さがより明確に表れます。その観点で見ると、iPhoneとGalaxyがともに10億台を超えているという事実は、両ブランドが長期にわたってユーザーに支持され続けていることを示しています。
今後、新興メーカーがどこまでこの2強に迫れるのか、稼働台数の推移は引き続き注目されそうです。

