
サムスンの新型エントリー向け5Gスマートフォン「Galaxy A07 5G」が、Google Play Consoleのデータベースに掲載されたことが明らかになりました。これにより、主要スペックの一部や本体デザインが判明しています。
Google Play ConsoleにSM-A076Bが掲載
今回確認されたのは、モデル番号「SM-A076B」を持つGalaxy A07 5Gで、型番の末尾「B」からインドを含む国際向けモデルとみられています。掲載情報では8GB RAMモデルが確認されており、搭載チップセットはMediaTek製の「MT6835V/TZ」と記載されています。
Dimensity 6300とAndroid 16を採用

CPU構成は、最大2.40GHz動作のARM Cortex-A76コアを2基、2.00GHz動作のCortex-A55コアを6基備え、GPUにはMali-G57を採用しています。これらの仕様から、搭載SoCは前世代のGalaxy A06 5Gと同じMediaTek Dimensity 6300と見られます。
また、OSには最新のAndroid 16が採用される予定で、ディスプレイはHD+解像度(720×1600ピクセル)、画素密度は約300ppiとされています。
4Gモデルと共通のシンプルなデザイン
Google Play Consoleには端末のデザインレンダリング画像も掲載されており、前面・背面ともに外観が確認できます。デザインは4G版Galaxy A07と共通で、フラットなディスプレイと背面、やや太めのベゼルと下部のチン、インフィニティUノッチを採用しています。
背面には縦長のピル型カメラモジュールが配置され、シングルLEDフラッシュを搭載。側面には音量キーと電源ボタンをまとめたキーアイランドがあり、電源ボタンは側面指紋認証センサーを兼ねているようです。カラーはグレーが確認されています。
各種認証通過済み、発売は年末から年明けか
Galaxy A07 5Gはこれまでに、SIRIMやNBTC、GCF、Nemko、Bluetooth SIGといった各種認証を通過しているほか、Geekbenchにも登場しています。Geekbenchでは、8GB RAMに加えて4GB RAMモデルの存在も確認されています。
さらに、インドやフィリピン、マレーシア、チリ、インドネシア、ベトナム、トルコ、UAEなど、複数の国・地域でサポートページが公開済みです。
これらの動きから、Galaxy A07 5Gは2025年12月末、もしくは2026年1月初旬に正式発表・発売される可能性が高いと見られています。エントリークラスながら最新OSを搭載する点も含め、今後の正式発表に注目が集まりそうです。

