
モトローラがインド市場向けに新型スマートフォン「Moto G57 Power」を発表しました。7,000mAhの特大バッテリーに、最新の廉価版Snapdragonチップセットを採用しながら、価格はわずか14,999ルピー(約2.6万円)という手頃さが魅力です。
6.7インチ/120Hzでエントリー機らしからぬ表示性能
Moto G57 Powerには、6.7インチの大型ディスプレイが搭載され、FHD+解像度に加えて120Hzリフレッシュレートに対応しています。液晶パネルながら高い表示滑らかさと視認性を確保し、日常の操作から動画、SNSまで快適に利用できる仕様です。
Snapdragon 6s Gen 4+最大24GB相当のメモリー運用
性能面では、Qualcommの最新エントリー向けSoC「Snapdragon 6s Gen 4」を採用し、メインメモリーは8GB、ストレージは128GBを搭載。さらに、仮想RAMの追加によって最大16GB分を拡張でき、合計24GB相当のメモリー運用が可能とされています。
7,000mAhバッテリーで“最大3日”の電池持ち
最大の特徴は、スマホとしては圧倒的な7,000mAhバッテリー。同社は最大3日間の使用が可能だと説明しており、旅行や出張、ゲーム用途でも安心できる仕様です。充電は30W TurboPowerの急速充電に対応します。
50MPソニー製センサー+Android 16標準搭載
背面カメラは、ソニー製 50MP LYT600 を採用し、超広角用に8MPセンサーを追加。フロントカメラは8MPで、セルフィーやビデオ通話に対応します。また、最新のAndroid 16を標準搭載し、Android 17へのアップデート保証+3年間のセキュリティ更新が約束されています。
カラーバリエーションと販売情報
本体カラーは、PANTONE監修の3色(Regatta/Corsair/Fluidity)が用意され、8GB+128GBモデルのみで展開。インドでは12月3日より、Flipkartおよび公式オンラインストア、店舗販売で購入可能となります。
日本発売に期待? 「moto g57j」の可能性も
モトローラのmoto g5xシリーズは、過去に国内向けモデル「moto g5xj」として複数回発売された実績があります。そのため、今回のMoto G57 Powerについても、仕様調整を加えて**日本市場向けに「moto g57j」として展開される可能性が十分に考えられます。高容量バッテリーを望む日本ユーザーにとっても注目すべき新機種と言えるでしょう。
新興機種ながら高性能・低価格を両立したMoto G57 Power。日本市場に動きがあるかどうか、今後の続報に期待したいところです。

