
スマートフォンブランドの nubia(ヌビア) が、新フラッグシップ「nubia Z80 Ultra」を日本で正式発表しました。11月21日12時から先行予約がスタートし、同時期の国内スマホ市場としては異例となる、Qualcomm最新「Snapdragon 8 Elite Gen 5」搭載モデルの“年内発売” を実現します。
最新チップ搭載機が年末前に日本で出るのは、これが初めてとみられます。
プロ仕様トリプルカメラを軸に“35mm主義”を徹底

Z80 Ultraの象徴は、nubiaがこだわり続ける 35mm画角のメインカメラ。
1/1.3インチ大型センサー「OmniVision Light & Shadow Master 990」と組み合わせ、空気感まで写す独特の描写を実現します。
超広角はシリーズ最大の 1/1.55インチ大型センサー に刷新され、周辺の歪みを抑えた18mm相当の画角で風景から建築物、ポートレートまで対応。
望遠は 6,400万画素×光学5倍(最大50倍) の高精細望遠を搭載し、15cmまで寄れるマクロ機能にも対応します。
カメラ全体は新イメージングシステム「NeoVision 10.0」が統合。暗所・逆光などの難しいシーンもAIが最適化し、どのレンズを選んでも安定したクオリティで撮影できるのが特徴です。
クラシックフィルム風フィルターを多数搭載

撮影表現を重視するnubiaらしく、フィルターも充実。
色温度やトーンを自由に設定できるほか、33種類のフィルム風フィルターを内蔵。
往年のフィルム写真の粒子感や情緒的な色合いを、スマホ1つで再現できます。
妥協のない“真のフルディスプレイ” ノッチもパンチホールもゼロ

Z80 UltraはBOEと共同開発した最新AMOLEDを採用し、完全なフルスクリーン(UDC) を実現。
フロントカメラは画面下に完全に隠れ、6.85インチの表示領域を余すことなく使えます。
- 最大2,000nitsの輝度
- 144Hzリフレッシュレート
- 1.25mmの極薄ベゼル
- 2,560Hz PWM調光
- 超音波式指紋認証(濡れた手にも強い)
没入感という点では、国内スマホ市場でもトップクラスの体験と言えそうです。
Snapdragon 8 Elite Gen 5搭載 日本市場では“年内初”の最新8シリーズ

性能面では、Qualcommの最新最上位 Snapdragon 8 Elite Gen 5 を国内向けにいち早く搭載。
前年世代比で約23%性能向上し、電力効率も約35%改善。
AI処理、ゲーム、写真編集など負荷の高い用途でも高い安定性を維持します。
LPDDR5Xメモリ、UFS 4.1ストレージを組み合わせ、アプリ起動やマルチタスクも快適。
ゲーム向けには最大3,000Hzのタッチサンプリングや、冷却能力を高めた3Dベイパーチャンバーも備えます。
7,200mAhバッテリーに80W急速充電 充電しながらのゲームも快適

バッテリーはシリーズ最大の 7,200mAh。
有線・ワイヤレスともに 最大80W の急速充電に対応し、バイパス充電(充電分離)も搭載。
充電しながらゲームをしても発熱しにくく、劣化にも強い仕組みを採用しています。
リバース充電にも対応し、スマホをモバイルバッテリー代わりに使うことも可能です。
耐久性能も最上級 IP68/69で高圧の熱湯にも耐える設計

Z80 Ultraは IP68 / IP69 の防水防塵に対応。
水深1.5mで30分耐える防水性能に加え、80℃の熱湯を高圧で噴射しても耐えるという、高耐久仕様となっています。
アウトドア用途を意識した設計は他社フラッグシップとは一線を画します。
価格とラインナップ
すべて 16GB + 512GB の構成で3色が展開されます。
| カラー | 価格(税込) | クーポン併用時 |
|---|---|---|
| ブラック | 139,800円 | 133,800円 |
| ホワイト | 139,800円 | 133,800円 |
| スターレイナイト | 149,800円 | 143,800円 |
11月18日~21日のメール登録者には、先行販売で併用できる 1,000円クーポン も配布されます。
販売スケジュール
- 先行予約:11月21日(金)12:00 〜 12月5日(金)11:59
※最大6,000円オフの限定価格を適用 - 正式販売:12月5日(金)12:00
- 販売先:nubia公式サイト、Amazon公式ストア(量販店は準備中)
国内市場で存在感を示す“撮影特化フラッグシップ”
フルディスプレイ+35mmカメラ+最新チップという組み合わせは、2024~2025年の国内スマホ市場でも唯一無二の存在です。
特に Snapdragon 8 Elite Gen 5搭載機が年内に出るのはZ80 Ultraが初 とみられ、ハイエンド機の早期投入という点でもユーザーの注目を集めそうです。
カメラの表現力、ディスプレイの没入感、そしてバッテリーの安心感。複数の要素を高水準でバランスさせた、2025年冬の本命フラッグシップと言えるでしょう。


