
POCOがグローバル向けに予告していた「POCO F8」シリーズについて、正式発表に先がけてデザインとカラーバリエーションが公開されました。発表日は11月26日。すでに注目が集まっていたシリーズですが、見た目の仕上がりが明らかになったことで、発売への期待がさらに高まりそうです。
F8 Proは3色展開 Redmi K90譲りのシャープな背面デザイン

まず、上位モデルのひとつとなるPOCO F8 Proは、
- ブラック
- グレー
- アクアブルー
の3色がラインアップされます。背面のカメラ周りの処理や質感は、中国向けに展開されている Redmi K90のデザインをベースにしており、スッキリとしながらも存在感のある印象です。
F8 Ultraはレザーバックも選べる “Sound by Bose”も採用

さらに最上位となるPOCO F8 Ultraは、
- ブルー(レザーバック仕上げ)
- ブラック
の2色で展開。特にブルーは背面にレザー調素材を採用しており、Proとは一線を画す高級感を演出しています。
また、Ultraのカメラモジュール横には**「Sound by Bose」ロゴ**が配置され、オーディオ面にもこだわった設計であることがアピールされています。POCOによると、Boseのチューニングにより「没入感のある詳細なサウンド体験」が得られるとのことです。
Redmi K90シリーズがベース、ただしバッテリーは縮小の可能性
以前から噂されていた通り、F8 ProはRedmi K90、F8 UltraはRedmi K90 Pro Maxをベースとしたリブランドモデルとみられます。ただし、両モデルとも中国版よりバッテリー容量は小さくなるとの情報も出ています。
ベンチマークで内部仕様が判明 最新SoCとAndroid 16を搭載
F8シリーズはすでに複数の認証機関に姿を見せており、最近ではGeekbenchにも登録されています。そこから判明している主な仕様は以下の通りです。
- POCO F8 Pro:Snapdragon 8 Elite
- POCO F8 Ultra:Snapdragon 8 Elite Gen 5
- どちらもAndroid 16搭載
- 最大16GB RAMモデルを確認
性能面では、ProとUltraでプロセッサーが明確に差別化されており、Ultraはさらに新世代の上位チップを採用するなど、ハイエンドらしい構成となっています。
デザインの公開でシリーズ像がより明確に
今回の公式ティザーにより、F8シリーズの方向性がはっきりしました。Proはスタンダードなガラスバック、Ultraはレザー素材やBoseサウンドで差別化するなど、見た目と体験の両面でジャンルが分かれています。
あとは26日の正式発表で細かな仕様と価格が明かされるのみ。POCOがどこまで攻めた価格設定を打ち出すのか、注目が集まります。

