Android 12のバグ…ではなく法的問題、端末からChromecastの音量コントロールができない問題

Googleの最新OS、Android 12。

今のところアップデートが提供済となっているのはPixel 3からPixel 5aまでですが(もちろんPixel 6/6 ProはAndroid 12デフォルト搭載)、Geekbenchなどでは同OSを搭載した機種が急増しており、Pixel以外の機種へのアップデートも間近、といった感じです。

さて、そんなAndroid 12ではちょっとしたChromecast絡みの「制約」がでているようです。

Android 12アプデ後、Chromecastでキャスト先の音量調整ができない

9TO5Googleが伝えたもの。

まず、何年も前から、Androidデバイスはボリュームキーを使うだけで、近くにあるChromecastセッションの音量をコントロールすることができます。例えば、スマホのYouTube動画をテレビにキャストした場合、端末側のボリュームキーを使えばテレビの音量をコントロールすることができました。

しかしAndroid 12ではこのChromecast使用時の端末からのボリュームコントロールがではできなくなっている、とのこと。

この問題、ベータ版の頃から指摘されていた問題で当初はバグだと思われていました。
しかし今回、Google側がこれに関して公式なコメントをフォラム上に投稿:

この問題は技術的な問題やバグではなく、「公にはできない法的な問題」によるもの、とのことで、要は意図的に削除された、ということ。

なお、同記事によると今回の機能削除は、GoogleがオーディオメーカーSonos社の特許を侵害しているとする、2020年初頭から行われている訴訟の最近の予備判決と結びついている可能性が高い模様です。

Googleからのコメントを見る限り、同機能の再搭載に向けて動いているようですが、原因が9TO5Googleの言うように特許関係であれば解決しない、という可能性もありそうです。

ソース:9TO5Google

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