
Poco F8 Pro、Bose監修のサウンドを搭載して登場間近か
Pocoの次期フラッグシップ「Poco F8 Pro」が、タイの認証機関NBTCを通過したことが判明し、正式発表が目前に迫っていることが明らかになりました。
Boseと初コラボ、オーディオ体験を強化
リーカーのAbhishek Yadav氏が投稿したパッケージ画像には、「Sound by Bose」のロゴが確認できます。PocoブランドとしてBose監修のサウンドが採用されるのはこれが初めてで、オーディオ面の強化を図ったモデルになるとみられています。
Pocoはこれまでも、Redmi Kシリーズをグローバル向けにリブランドして展開してきた経緯があり、今回のF8 Proも中国で発売済みの「Redmi K90」がベースになる可能性が高いと見られています。
スペックはハイエンド級
流出情報によると、F8 Proは6.59インチの2K解像度LTPOディスプレイを搭載し、リフレッシュレートは120Hzに対応。プロセッサはSnapdragon 8 Elite、メモリはLPDDR5X、ストレージはUFS 4.1と、ハイエンドスマホと遜色のない構成になる模様です。
カメラは、OIS対応の50MP「Light Hunter 800」メインカメラ、8MP超広角、さらに2.5倍光学ズームの50MP望遠を備え、フロントには20MPカメラを搭載するとされています。
バッテリー容量は7,100mAh、100W急速充電に対応。ただし、今回のリークでは「パッケージに充電器が入っていない可能性」が指摘されており、必要に応じて別途購入する必要が出てくるかもしれません。
防水・通信など周辺機能も充実
そのほか、Wi-Fi 7、Bluetooth 5.4、NFC、画面内3D超音波指紋センサー、IP68/IP69の耐水性能など、生活性能も抜かりない内容となりそうです。
今回明らかになったBoseとのコラボは、Pocoとして大きなアピールポイント。価格を抑えつつ高性能を重視する同ブランドの中で、「音質」を武器に上位モデルとの差別化を狙う一台になる可能性があります。
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正式発表の日程はまだ確定していませんが、認証取得やパッケージ画像の流出など、発売の準備は着々と進んでいます。コスパに強いPocoが、オーディオ品質まで本気で作り込んだ一台を出すのか、注目を集めそうです。

