
Xiaomiが新世代スマートウォッチ「Redmi Watch 6」を中国で発売しました。前モデルから約1年での更新となりますが、デザインや使い勝手に細かな改良が加えられています。価格は前作と同じく600元で、カラーはブルー、シルバー、ブラックの3色展開です。
■ 薄型ボディと明るさアップの2.07インチOLED
ディスプレイはシリーズ伝統の角丸スクエア型を採用しつつ、最大輝度は従来の1,500ニトから2,000ニトへと大幅に向上。ベゼルも細くなり、外形寸法は46.5×40.0×9.94mmと、前モデルより一回りコンパクトになりました。特に厚みが10mmを切った点は大きく、装着感は軽やかになった印象です。

本体重量は約31g(ストラップ除く)と、数字上もかなり軽量な部類に入ります。
■ 新たにショートカットボタンを追加
筐体はアルミニウム合金のユニボディ構造で、従来のステンレス製デジタルクラウンに加え、新たに独立したショートカットボタンを搭載。クリック、長押し、ダブルクリックに別の動作を割り当てられ、初期設定では「コントロールセンター表示」「電源メニュー起動」「緊急連絡先への発信」が設定されています。
■ 24日使用も可能なバッテリー持ち

バッテリーは550mAhで、こちらは前世代から変更なし。ただし最大24日間の使用に対応し、ヘルスケア機能を常時オンにしても約12日、AOD(常時表示)を使った場合でも約7日持つとされています。長期の旅行やハードな日常使いでも、頻繁な充電は必要なさそうです。
■ ながら運動やスポーツ用途にも強い
L1デュアルアンテナによる高精度な測位機能を搭載。さらに心拍・血中酸素・睡眠測定はもちろん、150以上のスポーツメニューに対応します。5ATM防水でスノーケリングにも対応し、水中でも心拍計測が継続できる点は特徴的です。
■ HyperOS 3搭載、Bluetooth 5.4対応
ソフトウェアは最新のHyperOS 3を採用。Bluetooth 5.4でスマートフォンと連携でき、NFCやQRコードを使った決済、バス・車のデジタルキーにも対応します。WeChatのクイック返信にも対応し、Flightradar24やミニゲーム(2048)など、サードパーティアプリによる拡張性も用意されています。一方で、eSIMモデルは現時点で発表されていません。
現状は中国市場のみで販売が始まっていますが、前モデル同様にグローバル展開される可能性は高そうです。
