Google Pixel 10aのCADレンダーが登場 Pixel 9aからの変化はわずか?発売は2026年初頭か

Googleの次期ミドルレンジスマートフォン「Pixel 10a」の公式CADデータに基づくレンダー画像が公開されました。8月にPixel 10シリーズが登場したばかりですが、早くも次のAシリーズに関する情報が出始めています。これまでの噂では2025年内に発表されるとも言われていましたが、現状の情報を見る限り、発売は2026年初頭になる可能性が高いようです。


Pixel 9aそっくりのデザイン、ブルーカラーも登場?

今回公開されたCADレンダーを見る限り、Pixel 10aはPixel 9aとほぼ同一デザインとなっています。背面はフラットな樹脂製で、カメラバー部分と段差のない構造。リアカメラは引き続きデュアル構成となっており、前面にはやや厚めのベゼルが確認できます。

また、ボリュームキーが電源ボタンの下に配置されている点も従来と同じです。多くのAndroidスマートフォンとは逆の配置ですが、Googleはこの独自レイアウトを維持しているようです。

レンダー画像では鮮やかなブルーのカラーバリエーションも確認できますが、これは実際の製品色ではない可能性が高いとされています。


6.2インチディスプレイに大型バッテリーを搭載か

Pixel 10aの本体サイズは153.9×72.9×9mmとされ、ディスプレイは6.2インチ。Pixel 9aとほぼ同じサイズ感ながら、厚みがやや増しており、バッテリー容量の増加が期待されます。

昨年のPixel 9aは5,100mAhというクラス最大級のバッテリーを搭載していました。そのため、Pixel 10aでも同等か、それ以上の容量になる可能性があります。


チップセットはTensor G4を継続採用か

噂によると、Pixel 10aには最新のTensor G5ではなく、改良版Tensor G4が搭載される見込みです。G5はTSMC製造プロセスを採用しておりコストが高いため、コストパフォーマンスを重視するAシリーズには従来のG4ベースのチップが適していると判断されたようです。

なお、このTensor G4は「ブースト版」と呼ばれるもので、クロック周波数を引き上げるなど、性能を微調整した可能性があります。


価格・カメラ構成・サポート期間も据え置きか

カメラはPixel 9aと同様のデュアル仕様を継続するとみられており、Googleの強みである画像処理アルゴリズムによって、十分な撮影性能を維持すると予想されます。

ソフトウェアサポートは最長7年間、価格も昨年モデルと同等の**約499ドル(128GB)**になる見通しです。


Pixel 10aは、性能・サイズ・価格のいずれも大きな変化はないものの、より洗練されたデザインや電力効率の向上、通信安定性の改善など、小さな進化が積み重ねられたモデルになりそうです。Pixel 9aユーザーにとっては買い替え必須ではないかもしれませんが、初めてPixelを手にするユーザーにとっては、引き続き魅力的な選択肢となるでしょう。

ソース

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