
OPPOが2026年3月から4月にかけて中国で発表を予定しているとされる新型スマートフォン「Find X9s」について、新たなリーク情報が明らかになりました。信頼性の高いリーカー「Digital Chat Station」がWeibo上で投稿した内容によると、同機種はシリーズの中でもコンパクトながら高性能なモデルとなる見込みです。
6.3インチのフラットディスプレイを採用
リーク情報によれば、Find X9sは6.3インチのOLED LTPSディスプレイを搭載し、1.5K解像度をサポートするとのことです。画面の四辺は均一なナローベゼルで、角が丸みを帯びたフラットデザインになるといいます。
トリプル50MPカメラ構成
背面カメラは50MPのSony IMX9シリーズセンサーを採用したメインカメラに加え、50MPの超広角カメラ、そして50MPのペリスコープ望遠カメラを備えるとのことです。特に望遠カメラは“ミドルレンジクラスのレンズ構成”になるとされており、コストを抑えつつもハイエンドに近い撮影性能を狙った構成になる可能性があります。
新チップ「Dimensity 9500 Plus」を搭載予定
処理性能については、MediaTekの次世代チップ「Dimensity 9500 Plus」を採用する見込みです。これは現行のDimensity 9300シリーズを上回る性能を持つとされ、電力効率の改善やAI処理能力の強化も期待されています。
指紋認証やワイヤレス充電なども充実
試作機段階の情報では、超音波式のディスプレイ内指紋認証やワイヤレス充電機能を備えているとのこと。これらの仕様は通常、上位モデルに採用されることが多く、Find X9sが“コンパクトでも妥協しないフラッグシップ”を目指していることがうかがえます。バッテリー容量は驚きの7,000mAhとされ、長時間駆動にも大きな期待が寄せられています。
上位モデル「Find X9s+」「Find X9 Ultra」も開発中
Find X9sのほかにも、OPPOは「Find X9s+」および「Find X9 Ultra」という2モデルの開発を進めているとみられています。X9s+は先日中国で発表されたFind X9の改良版にあたるとされ、一方のX9 UltraはSnapdragon 8 Elite Gen 5を搭載し、デュアルペリスコープ望遠カメラを含む4眼構成になるとのことです。
OPPOは現在、10月28日に予定されている「Find X9/Find X9 Pro」のグローバル発表イベントに向けて準備を進めており、X9sシリーズについて公式に言及するのはもう少し先になると見られています。今後の追加情報に注目です。