
Xiaomiの次期フラッグシップ「Xiaomi 17 Ultra」に関する噂が急速に加速しています。例年より早い12月にも中国で発表される可能性が浮上しており、Leica監修のカメラを軸にした“革命的”な新技術の搭載が話題を呼んでいます。
2つのモデル番号が認証機関に登場
中国の通信機器認証機関(TENAA)では、「2512BPNDAC」と「25128PNA1C」という2つのモデル番号が新たに確認されました。XiaomiはこれまでUltraモデルを春先に投入してきましたが、今回の型番からは12月にも発表される可能性が示唆されています。インドの有名リーカーKartikey Singh氏も「12月に会おう」と投稿しており、年内登場説がさらに現実味を帯びています。

カメラ構成をめぐる憶測
最大の注目点はカメラ構成です。当初はXiaomi 15 Ultraの4眼構成から3眼への変更が噂されていましたが、最近の情報では4つのセンサーを搭載するとの見方が強まっています。中国の著名リーカーDigital Chat Station氏は、「50MP×3+200MP構成の4カメラ」を示唆しており、特にペリスコープ望遠レンズに“新しい光学技術”が採用される可能性を示唆しています。
革新的な光学モジュールの採用も?
Xiaomiは2025年春のMWCで「モジュラー式光学システム」を公開しており、磁力で着脱できる外付けレンズユニットを披露していました。この技術が17 Ultraの上位モデルに応用されるとの噂もあります。もし実現すれば、従来の単純なズーム機構を超えた“外付け光学拡張”が可能になるかもしれません。
Huawei Pura 80 Ultraの対抗馬となるか
一部では、Huawei Pura 80 Ultraのような「デュアル望遠構成」を採用するとの見方もあります。異なる焦点距離を持つ2つの望遠センサーを切り替えて使用し、3倍~7倍の光学ズームを実現する仕組みが想定されています。ただし、これらの情報はいずれもリーク段階であり、確証はありません。
グローバル展開にも期待
IMEIデータベース上では、グローバル向けと思われる「2512BPNDAG」と「25128PNA1G」の2モデルも登録されています。上位モデルは衛星通信をサポートし、どちらもLeica監修の4カメラ+50MPフロントカメラを搭載するとみられます。中国版は年内、国際版は2026年3月のMWCでの発表が有力視されています。
噂の域を出ない情報が多いものの、Xiaomi 17 Ultraがスマートフォンのカメラ技術に新たな潮流をもたらす可能性は高そうです。