
グローバル市場向けに登場予定の「Poco F8 Ultra」が、これまでのFシリーズとは一線を画すカメラ性能を備える可能性が高まっています。これまでコストパフォーマンスを重視してきたPocoシリーズですが、最新リークによれば、ついに“ハイエンド級”のカメラシステムが採用される見込みです。
Redmi K90 Proがベースに
中国ではすでに「Xiaomi 17」シリーズが発売されていますが、その次にSnapdragon 8 Elite Gen 5を搭載するモデルとして登場するのが「Redmi K90 Pro」です。そして、このK90 Proをベースにグローバル市場で展開されるのが「Poco F8 Ultra」とされています。
カメラ構成はXiaomi 17に近い仕様
海外メディア「XiaomiTime」が発見したコード情報によると、Redmi K90 Pro(=Poco F8 Ultra)はXiaomi 17に近いカメラ構成を採用するようです。メインカメラにはOVX9500と呼ばれる新型センサー(5000万画素)を搭載し、さらに5000万画素のJN5センサーをペリスコープ望遠レンズ下に配置。加えて、OV50Mが超広角カメラとフロントカメラに採用されると伝えられています。

これまでPoco Fシリーズは“高性能なチップセット × 控えめなカメラ”というイメージが強かっただけに、F8 Ultraは大きな転換点になる可能性があります。
認証情報とスペックの進化
Redmi K90 Proは「25102RKBEC」という型番で認証を取得しており、Poco F8 Ultraは「25102RKBEG」として展開される見込みです。リーク情報によれば、今回のモデルではカメラ以外にも触覚フィードバック(ハプティクス)の強化やスピーカー性能の改善など、総合的なアップグレードが図られているようです。
発売時期は10月?
Poco F8 Ultraの正式発表は10月になるとの噂も出ています。これが事実であれば、例年通り年末商戦に向けてFシリーズ最新モデルが投入されることになります。
今回のF8 Ultraは、これまで「性能重視・カメラ控えめ」という評価を覆し、Pocoシリーズを新たなステージへと引き上げる存在になるかもしれません。