Nothing OS 4.0が間もなく登場、初代Phone (1) ユーザーにもサプライズの可能性

Nothingが、次期ソフトウェアアップデート 「Nothing OS 4.0」 を正式に予告しました。ベースとなるのはAndroid 16で、リリースは9月とされており、当初の約束どおりのスケジュール感で進んでいるようです。

独自デザインを強化した新アイコン

同社が公開したティーザー画像では、ドットマトリクス調のデザインを活かした新しいアイコン群が確認できます。Nothingらしいビジュアルへのこだわりが前面に出ており、見た目の新鮮さも今回のアップデートの大きな魅力となりそうです。

Phone (1) は対象外、ただし特別な取り組みも?

アップデートの配信対象は Phone (2) 以降のモデル で、2022年発売の Phone (1) は含まれません。Nothingは発売当初から「OSアップデート3年、セキュリティパッチ4年」を保証しており、Phone (1) はすでにAndroid 15まで提供されたことで約束を果たした形です。

しかしCEOのカール・ペイ氏はX(旧Twitter)で、「初期ユーザーに向けた特別なプログラム」を示唆しました。詳細は不明ながら、試験的なAndroid 16提供の可能性や、買い替え優待・ロイヤリティ施策のような形になるとの見方も出ています。

中小メーカーとしては異例のスピード感

Nothing OS 4.0は、Android 16ベースのアップデートとしてはかなり早い部類に入ります。サムスンはすでに一部Galaxy端末向けに提供を開始していますが、他の多くのAndroidメーカーはまだ準備段階。もしNothingが9月に配信を実現すれば、規模の小さなメーカーとしては異例の迅速さで、競争力をアピールできることになりそうです。

今後への期待

Phone (1) ユーザーが受けられる「特別なプログラム」の内容次第では、初期からのファンに対するNothingの姿勢が試されることになります。OSアップデートのスピード感とあわせて、同社が今後どのようにユーザーコミュニティを大切にしていくのか、注目が集まります。

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Nothing/CMF Phone
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