Pixel 10のバッテリーテストが悲惨な結果に―Pixel 9から電池持ちが3割の大幅退化

総合スコアは「9時間38分」

Googleの最新スマートフォン「Pixel 10」シリーズ。そのスタンダードモデルであるPixel 10のバッテリーテスト結果が、海外メディアGSMArenaにより公開されました。結果として明らかになったのは、予想外に振るわない電池持ちです。

テストの総合スコアは9時間38分。最近のハイエンド機で10時間を切るのは珍しく、過去のPixelシリーズと比較しても顕著に劣る結果となりました。

Pixel 9から約3割悪化

比較すると、Pixel 9のスコアは13時間5分、Pixel 8は11時間17分、さらに廉価モデルのPixel 9aでさえ12時間42分という結果でした。Pixel 10はこの中で最も短い駆動時間となり、Pixel 9と比べると約3割も悪化しています。

個別のテストでは、通話が15時間26分、ウェブブラウジングが10時間26分、動画再生が12時間25分、ゲームプレイではわずか5時間17分にとどまりました。特にゲーム時の持ちの短さは際立っています。

期待とのギャップ

Pixel 10シリーズに搭載されたGoogle独自チップ「Tensor G5」は、前世代と比べ大幅なパフォーマンス向上はないものの、安定性や省電力性能では改善が見込まれると事前には評価されていました。しかし、今回の結果から見る限り、少なくとも無印モデルのバッテリー持ちに関しては期待を裏切る内容と言えそうです。

今後の焦点

省電力性能の改善が期待されていた中でのこの結果は、ユーザーやファンにとって少なからず失望を招くものでしょう。今後のソフトウェアアップデートでの改善や、Pixel 10 Pro・Ultraモデルでの結果に注目が集まりそうです。

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