Xiaomiが今年投入した「Xiaomi 15S Pro」に続く新たなSシリーズをすでに準備しているようです。中国のリーカーによると、次世代モデルは「Xiaomi 17Sシリーズ」として2026年に登場する見込みで、同社独自開発のフラッグシップ向けチップ第2世代「XRing O2」を採用する可能性が高まっています。
Sシリーズの次は「17S」へ
今回の情報を伝えたのはリーカーのSmart Pikachu氏で、Xiaomiは15S Proの後継モデルをすでに開発段階に入れているとしています。Xiaomiのラインアップ命名規則を踏まえると、次期モデルは「17」シリーズと足並みを揃えた「17S」として登場する可能性が高いとのことです。
カギは新世代チップ「XRing O2」
今年の15S Proは、Qualcomm製ではなくXiaomi自社開発の「XRing O1」を採用した点が最大の特徴でした。ただし端末としては、チップ以外では大きな話題を呼ぶ仕様は多くありませんでした。
後継シリーズに関しては、「XRing O2」のベースバンドがまだ開発中とされており、完成次第2026年モデルに搭載される可能性が高いと見られています。自社チップ第2世代がどれだけ進化しているのか、ハイエンド市場でも注目を集めそうです。
グローバル展開は期待薄？
Xiaomiの自社開発チップ搭載モデルはこれまで中国市場に限定されてきました。そのため、17Sシリーズも中国専売となる可能性が高いと予想されます。グローバル市場では、次期「Xiaomi 17 Ultra」が引き続き最上位モデルとして位置づけられる見通しです。
来年に向けて、Xiaomiのラインアップは中国向けSシリーズとグローバル向け17 Ultraという二本柱で展開される形がより鮮明になってきました。新チップ「XRing O2」がどこまで実力を伸ばしてくるのか、その完成度に注目が集まります。
