
9月は新製品ラッシュの予感
Xiaomiが今年後半、スマートフォン市場で大きな動きを見せる見通しです。すでに同社は「Redmi Note 15」シリーズを8月中に発表すると公表しており、その直後には「Xiaomi 16」シリーズのフラッグシップ機3モデルが9月に登場すると噂されています。さらに、年末までには「Redmi K90」「Redmi K90 Pro」の投入も予定されていると見られます。
こうした大型リリースの合間を縫う形で、Xiaomiは“Tシリーズ”の最新モデル「Xiaomi 15T」と「Xiaomi 15T Pro」を9月に発表する可能性が高まっています。
信頼性の高いリーカーが価格を予測
著名リーカーのRoland Quandt氏によれば、両モデルの価格は昨年の「Xiaomi 14T」「Xiaomi 14T Pro」と同水準に据え置かれる見込みです。
昨年モデルはすでにAmazonで約624ドル(約9万2,000円)で販売されており、新モデルも同様の価格帯になると予想されています。
Quandt氏が示した欧州価格は以下の通りです。
- Xiaomi 15T(256GB):649ユーロ
- Xiaomi 15T Pro(256GB):799ユーロ
- Xiaomi 15T Pro(512GB):899ユーロ
いずれのモデルもRAM構成はまだ不明で、標準で12GBになるのか、それ以上の容量が選べるのかは現時点では確認されていません。また、FCCの資料から、今年のProモデルには1TBストレージ構成が用意されない可能性が高いことも示されています。
高性能モデルが価格据え置きなら注目必至
昨今、ハイエンドスマートフォンの価格は上昇傾向にありますが、性能を引き上げつつ価格を据え置くとすれば、Xiaomi 15Tシリーズはコストパフォーマンスの高さで注目を集めることになりそうです。正式発表は9月下旬とみられ、今後の続報が待たれます。