ラテンアメリカとオランダで公式公開

数カ月前、ポーランドの小売店サイトに登場して以来、正式発表が噂されていたOPPOの新モデル「A5m」が、ついにラテンアメリカとオランダの公式サイトに掲載されました。静かにローンチされた形ですが、そのスペックはなかなかの存在感を放っています。
大容量バッテリーと堅実なスペック

「A5m」は6,000mAhの大容量バッテリーを搭載し、45W SUPERVOOC急速充電に対応。長時間の使用と素早い充電を両立しています。
ディスプレイは6.67インチLCDで、解像度720×1604ピクセル、リフレッシュレート90Hz、タッチサンプリングレート最大180Hz、最大輝度1,000ニット(HBM)と、エントリー機ながらも十分な視認性を確保しています。

心臓部にはSnapdragon 6s Gen 1(4G)を採用し、8GB LPDDR4X RAMと256GB UFS 2.1ストレージを搭載。OSは最新のColorOS 15.0で、さらに6GBの仮想RAMにも対応しています。
カメラはシンプルながら実用的

背面カメラは5,000万画素メイン+200万画素モノクロの2眼構成。前面は500万画素のセルフィーカメラを備え、デュアルビュー動画やAI機能などの撮影モードも搭載しています。
ユーザー体験を高める機能群
防塵防水はIP65相当、米軍規格の耐久テストもクリア。Wi-Fi 5、Bluetooth 5.0、USB-C、3.5mmイヤホンジャックに対応し、「屋外モード」や「手袋タッチ」機能など日常使用を快適にする細かな工夫も見られます。
カラーバリエーションと価格
カラーはホワイトとパープルの2色展開。オランダでの価格は159ユーロ(約2万6,000円)で、ラテンアメリカでの価格は現時点で未発表です。
年々競争が激化するエントリースマホ市場ですが、「A5m」は低価格ながらも大容量バッテリー、防水防塵、充実の基本性能を備えたコストパフォーマンス重視の一台と言えそうです。