Samsungの次期スマートフォン「Galaxy S25 FE」に関する新たなリークが浮上しました。今回明らかになったのは、前モデルGalaxy S24 FEからバッテリー容量が減少するという情報と、実機と思われる写真です。しかし、これが事実ならば、Samsungが端末の薄型・軽量化を優先し、バッテリー持ちを犠牲にする方針にシフトしている可能性も考えられます。
Galaxy S25 FEのデザインはS24 FEから大きな変化なし

リーク画像から確認できるGalaxy S25 FEの外観は、前モデルであるGalaxy S24 FEとほぼ同じデザインを踏襲していることがわかります。背面カメラの配置や全体的なフォルムも大きな違いはなく、シリーズの一貫性を重視している印象です。
一方で、筐体の厚みはS24 FEの8mmから7.4mmへと薄型化され、重量も213gから190gへと軽量化されています。デザイン面での進化は、薄さと軽さに集約されているようです。
バッテリー容量は4,500mAhに減少?信憑性には疑問も
今回のリークによると、Galaxy S25 FEのバッテリー容量は4,500mAhになるとのことです。これはS24 FEが搭載していた4,700mAhから200mAh減少することを意味します。しかし、過去の情報では4,900mAhになると報じられていたため、情報の真偽については慎重に判断する必要があります。
特に、今回の容量減少については「スペック表記ミスが発端となり誤って拡散された可能性がある」との指摘もあり、実際にSamsungが最終製品でこのような仕様変更を行うかどうかは現時点では不明です。
S25 Edgeとの住み分け戦略が鍵に
SamsungはiPhone 17 Airと真っ向勝負するモデルとして「Galaxy S25 Edge」を準備しており、こちらでは薄型軽量化のためにバッテリー性能を妥協する可能性が高いと見られています。しかし、S25 FEのような価格帯を重視するモデルにまで同じ戦略を適用するのかは疑問が残ります。
一部では、SamsungがAppleとは異なるアプローチを採ることで、製品ラインナップの差別化を図るとの見方も出ています。つまり、薄さを追求するモデルと、バッテリー持ちを重視するモデルを明確に分けて展開するというわけです。
現時点でS25 FEのバッテリー容量に関する情報は錯綜しており、信憑性についても意見が分かれています。最終的なスペックがどうなるかは、公式発表を待つほかありません。