Googleが今月19日に発表予定の新型Pixel、Pixel 6シリーズ。
同シリーズの最大の売り、と言えば何といっても同社初となる自社製チップ「Tensor」の搭載でしょう。
そんな中、このPixel 6シリーズに初めて搭載「されない」こととなったSnapdragonチップのメーカー、クアルコムが負け惜しみ?ともとれる珍しい投稿をTwitter上にしていました。
「Snapdragonではなく、独自のスマートフォン用SoCを作ることにしました。」という引用表現の後に大量の赤い旗が付けられています。
GoogleやPixel、Tensorといった言葉は入っていませんが、これがPixelのTensorチップの事であることは明らかで、さらに赤い旗が「危険信号」を表していることも明白。(少なくともポジティブな意味合いでないことは確実でしょう)
つまり、「Tensorチップは要注意ですよ」という注意喚起とも受け取れます。
Googleが自社製チップ搭載に踏み切った背景には今後さらに加速するであろうAI機能における「カスタマイズのし易さ」があると言われていますが、その他にもアップデートサポートのしやすさや「価格」も理由ではないかと噂されています。
一方、サムスンのExynosチップ、HuaweiのKirinチップ(現在は米政府による禁輸措置の影響で生産できていないようですが)など、自社製チップを搭載してきたスマートフォンメーカーはGoogleだけではありません。
ただ、Androidの「リファレンス機」とも言えるGoogleのPixelシリーズで自社製チップを搭載される、というのはクアルコムにとっては意味合いが違うのかも。
また、今年のSnapdragon 888チップは発熱問題などの指摘が目立ち、ここ過去何世代のSD800シリーズと比べても決して評判の良いチップとは言えませんでした。
そういった意味で、これはクアルコムの「焦り」を表すツイートとも言えそうです。
ソース:Twitter (Snapdragon)
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