
今月初めに最新フラッグシップ、Xperia 1 VIIをリリースしたソニーモバイル。
一方、展開機種数は年々減少し、最近では海外だけでなく国内でもシェアの縮小が顕著になってきています。その結果、ここ1~2年の調査ではほとんどのケースで「ランク外」となっています。
そんなXperiaスマートフォンの国内市場におけるシェアの推移に関する興味深い情報が見つかりました。
以下はstatcounterが公開している2022年5月から2023年5月までの日本でのメーカー別須磨―っとフォンシェアのグラフで、ソニー、つまりXperiaのシェアの推移だけを表示したもの。

2022年5月には10.81%あったXperiaスマートフォンの国内シェアですが、2025年5月には3.96%まで減少しており、過去3年間でXperiaの国内シェアは70%近く減少したということになります。
シェアの少なさ自体も意外ですが、この短期間にシェアがここまで急激に減るというのはかなり驚きです。
ソニーはここ最近、Xperia ACEシリーズといったエントリーモデルを展開しておらず、どちらかというとハイエンドモデルに注力しているという印象です。
そういった意味で、シェア低下が必ずしもネガティブなこととは限りませんが、それでも一時はグローバル市場でもメインプレーヤーだったXperiaが国内でもここまで縮小してしまうというのは寂しい限りです。