
サムスンが展開するGalaxy Aシリーズに、新たなエントリーモデルが加わる見込みです。昨年登場した「Galaxy A06 4G/5G」に続き、後継モデルとなる「Galaxy A07」が、Wi-Fi Allianceの認証データベースに登場しました。これにより、端末の一部仕様も明らかになっています。
「SM-A075F/DS」がWi-Fi認証を取得
今回Wi-Fi Allianceに登録されたのは、モデル番号「SM-A075F/DS」となるGalaxy A07。認証IDは「WFA136048」で、製品カテゴリーは「モバイルフォン」として登録されています。端末名もしっかりと「Galaxy A07」と記載されており、正式な製品として準備が進められていることが確認できます。
Wi-Fi 5とデュアルバンドに対応、Wi-Fi Directもサポート
認証情報によれば、Galaxy A07はWi-Fi 5(IEEE 802.11ac)に対応し、2.4GHzと5GHzのデュアルバンド通信が可能です。また、WPA2/WPA3のエンタープライズおよびパーソナルセキュリティ規格への対応も記載されており、安全性にも配慮された設計となっています。
さらに、Wi-Fi Directにも対応し、対応機器とのダイレクトな無線通信も可能。デュアルSIMスロットを備えている点も、グローバル市場を意識した設計といえるでしょう。
詳細スペックは今後のリークに注目
現時点では、Wi-Fiに関連する基本的な接続仕様以外の詳細は明かされていません。しかし、今回のWi-Fi認証通過により、正式発表に向けた準備が着々と進められていると見られます。今後、搭載チップセットやディスプレイ、カメラなどのスペックに関するリーク情報が増えていくと予想されます。
なお、前モデル「Galaxy A06」は、Helio G85を搭載した4Gモデルと、MediaTek Dimensity 6100+を搭載した5Gモデルの2ラインで展開されていました。Galaxy A07でも、同様に4G/5Gのデュアル展開となる可能性は高そうです。
Galaxy A07は、サムスンのエントリーラインアップにおける次なる一手として、価格を抑えつつも基本機能を充実させたモデルになると見込まれています。今後の正式発表やスペックリークに注目が集まりそうです。