
Xiaomi傘下のRedmiが準備を進めている次期フラッグシップ「Redmi K80 Ultra」が、ベンチマークサイト「Geekbench」のデータベースに姿を現しました。これにより、搭載されるチップセットやメモリ構成、OSバージョンなどの一部仕様が明らかになっています。
Dimensity 9400+を搭載、最大16GBメモリ構成も確認
Geekbenchに登録されたのは、未発表の「Redmi K80 Ultra」のプロトタイプ機。ベンチマークスコアは、シングルコアで2,679、マルチコアで8,358を記録しています。なお、プレリリース段階の端末であることから、スコアは今後のチューニングで変動する可能性があります。

このテストから、MediaTekの最新ハイエンドSoC「Dimensity 9400+」を搭載していることが確認されました。また、テストに使用された個体には16GBのRAMが実装されており、これは最上位構成と見られます。下位モデルには12GB構成が用意される可能性も高いです。
Android 15+HyperOSを標準搭載
ソフトウェア面では、**Android 15をベースに、Xiaomi独自の「HyperOS」**を搭載。最新のAndroid体験と、Xiaomiの最適化が組み合わさったシステムになる見込みです。
さらに、5月に通過した認証情報によると、本機には定格7,270mAhの大容量バッテリーが搭載され、実際の表記上は7,400mAhまたは7,500mAhになると予想されています。
1.5K有機ELや100W充電、IP69防水まで対応か
現時点で判明している主な仕様は以下のとおりです:
- 6.83インチ フラット型1.5K OLEDディスプレイ
- 超音波式画面内指紋認証
- 5,000万画素メインカメラを含むトリプルカメラ構成
- 最大100Wの急速有線充電対応
- IP68/IP69等級の防塵・防水性能
フラッグシップ機らしく、パフォーマンス・バッテリー・ディスプレイ・耐久性と、あらゆる面でハイエンドな構成が揃っているようです。
Redmiは近日中にもK80 Ultraに関するさらなる詳細を明らかにすると思われます。正式発表が待たれる中、今後の追加情報にも注目です。特にグローバル展開や価格帯がどうなるかも、大きな関心を集めそうです。