
中国のスマートフォン大手OPPOが、Aシリーズの新モデル「OPPO A6i 5G」を近日中に発表する可能性が高まっています。これまで中国国内の複数の認証機関に姿を見せていた本機ですが、今回、新たにGoogle Play Consoleの対応端末リストに掲載され、その名称が正式に「OPPO A6i 5G」であることが明らかになりました。
発表間近を示唆するGoogleリスト掲載
OPPO A6i 5Gは今年3月頃に、「PKW120」というモデル番号で中国のTENAAやMIIT、3Cといった各種認証機関のデータベースに登場し、そのスペックやデザインの一部が明らかになっていました。ただし、その段階では正式名称は不明のままでした。

今回Googleのリストに登場したことで、正式名称が「A6i 5G」であることが確定。また、Google Play Consoleへの掲載は、グローバル市場への投入準備が進んでいることを意味し、メーカーからの公式アナウンスも間もなく行われる可能性があります。
エントリーモデルながら充実したスペック
認証機関の情報から分かっているA6i 5Gの主な仕様は以下の通りです。
- プロセッサー:2.4GHz駆動のオクタコアチップセットを搭載(詳細なSoC名は未判明)
- メモリ構成:6GBまたは8GBのRAM、128GBまたは256GBのストレージ
- ディスプレイ:6.67インチのTFT LCD、解像度は1604×720ピクセル
- カメラ:背面に50MP+2MPのデュアルカメラ、前面には8MPのセルフィーカメラ
- バッテリー:5,860mAhの大容量バッテリー、最大45Wの有線急速充電に対応
- その他の特徴:側面指紋認証センサー、LEDリングライト、ブラックの本体カラー、厚さ7.99mm、重量194g
エントリーモデルの新たな選択肢に
OPPO A6i 5Gは、スペックから見てもエントリー〜ミッドレンジ帯に位置付けられるモデルですが、大容量バッテリーや高速充電、十分なメモリとストレージ構成など、日常使いに必要な要素をしっかり押さえています。Google Play Consoleに名前が掲載されたことで、グローバル市場への投入も視野に入っていることがうかがえ、国内外での発売時期や価格設定にも注目が集まりそうです。