
Xiaomiが2024年10月に中国市場でリリースした「Xiaomi 15」に続き、次世代モデル「Xiaomi 16」の詳細が中国SNS・Weibo上にてリークされ、注目を集めています。今回明らかになったのは、カメラ構成やバッテリー性能、さらには搭載される最新チップセットに関する情報です。
トリプルカメラは前モデルを踏襲か
今回のリークによると、Xiaomi 16のリアカメラは前モデルと同様のデザインを継承する模様です。搭載されるトリプルカメラのスペックも、昨年のXiaomi 15とほぼ同じ構成になると見られています。

具体的には、1/1.3インチの大型センサーを採用した50MPメインカメラに加え、50MPの超広角レンズ、そして同じく50MPの望遠レンズという三眼構成になる見込みです。この構成は、画質・汎用性のバランスが取れたXiaomi 15の強みをそのまま引き継ぐものと考えられます。
新型Snapdragonで大幅性能向上
Xiaomi 16のもうひとつの注目点は、次世代の高性能チップセット「Snapdragon 8 Elite 2」の搭載です。このSoCは、Qualcommが9月下旬に開催予定の「Snapdragon Summit」にて正式発表される予定で、前世代から最大30%のGPU性能向上、さらに最大25%のCPU速度改善が見込まれています。
高性能チップに加えて、Xiaomiの独自UI「HyperOS 3」(Android 16ベース)も搭載されるとされ、ソフトウェア面でもフラッグシップらしい体験が期待できます。
大容量バッテリーへの刷新も
Xiaomi 15には5,240mAhのバッテリーが搭載されていましたが、Xiaomi 16ではそれを大きく上回る6,500mAh以上の大容量バッテリーが採用されるという情報も出ています。これにより、日常使いからゲーム、動画視聴まで長時間の連続使用が可能になりそうです。
Xiaomi 16の中国国内での正式発表は、2025年9月頃が有力と見られています。一方、グローバル市場への投入はそれより少し遅れ、2026年初頭になる可能性もあります。
カメラ構成に大きな変化はないものの、新チップセットの性能向上とバッテリー容量の拡大により、より完成度の高いフラッグシップモデルとして仕上がることが期待されます。続報に注目です。