Xiaomi、6年間のアップデート保証を拡大 – POCO F7 ProとF7 Ultraが新たに対象に

Xiaomiの長期アップデート戦略が進化

スマートフォンのソフトウェアサポート期間がますます重要視される中、Xiaomiは長期的なセキュリティアップデート保証を拡大し、新たにPOCO F7 ProとPOCO F7 Ultraを6年間のアップデート対象デバイスに追加しました。これにより、これらの端末は2031年3月27日までセキュリティアップデートを受け取ることが確定しました。

この動きは、Xiaomiがデバイスの長期運用を重視し、ユーザーに安心して使い続けられる環境を提供する姿勢を強く打ち出したものです。特に、昨年発表されたRedmi Note 14シリーズへの長期サポート発表に続く形となり、同社のデバイスライフサイクル管理の方向性を示すものとなりました。

長期アップデート対象デバイス一覧

Xiaomiが6年間のセキュリティアップデートを保証するスマートフォンは以下の通りです。

  • POCO F7 Pro(2031年3月27日まで)
  • POCO F7 Ultra(2031年3月27日まで)
  • Xiaomi 15 Ultra(2031年3月1日まで)
  • Xiaomi 15(2031年3月1日まで)
  • Redmi Note 14(2031年3月1日まで)

また、Xiaomiは4年間のセキュリティアップデート保証を提供するミッドレンジモデルも増やしており、以下のデバイスが対象となります。

  • Redmi Note 14 5G(2029年1月10日まで)
  • Redmi Note 14 Pro 5G(2029年1月30日まで)
  • Redmi Note 14 Pro(2029年1月15日まで)
  • POCO X7(2029年1月30日まで)
  • POCO X7 Pro(2029年1月7日まで)

さらに、タブレット製品についてもサポート期間を延長し、Xiaomi Pad 7Xiaomi Pad 7 Proは2028年3月1日までセキュリティアップデートが提供される予定です。

スマートフォン業界の流れを変えるXiaomiの新戦略

従来、Androidスマートフォンのセキュリティアップデートは一般的に2~3年程度にとどまり、フラッグシップモデルのみが長期的なサポートを受けることが一般的でした。しかし、Xiaomiは特定のモデルに6年間のセキュリティアップデートを提供することで、業界のスタンダードを塗り替えつつあります。

長期アップデートがもたらすメリットは、単なるセキュリティ強化にとどまりません。長く使えることで買い替えの頻度が下がり、環境負荷の軽減にも貢献します。また、リセールバリューの向上や、OSの最適化によるパフォーマンスの持続も期待できるでしょう。

今回のPOCO F7 ProとF7 Ultraの追加は、今後のXiaomi製品においても同様の方針が適用される可能性を示唆しています。スマートフォンの長期利用を求めるユーザーにとって、Xiaomiの新しいアップデート戦略は大きな魅力となるでしょう。

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