Pixel 6/6 Proのカメラハードウェアはすべて3~5年落ちのセンサー搭載と判明

10月19日の正式発表がほぼ確実視されているPixel 6シリーズ。

正式に公開されている外観はもちろんのこと、その他のスペックについても大部分はリーク済みとなっており、先日、カメラのスペックや搭載センサーまで判明しました。

Pixel 6とPixel 6 Proのカメラセンサー

Google Pixel 6

メインカメラ: サムスン 50MP GN1
超広角カメラ: ソニー 12MP IMX386
フロントカメラ: 8MP(センサー名は不明)

Google Pixel 6 Pro

メインカメラ: サムスン 50MP GN1
望遠カメラ: ソニー 48MP IMX586
超広角カメラ: ソニー 12MP IMX386
フロントカメラ: ソニー 12 MP IMX663

カメラセンサーは3年~5年落ち

そして今回、phoneArenaが掲載していたのはそれぞれのセンサーの「古さ」で:

サムスン 50MP GN1(メインカメラ): 2018年5月にリリース(3年4か月前)
ソニー 48MP IMX586(望遠カメラ): 2018年9月にリリース(3年前)
ソニー 12MP IMX386 (超広角カメラ): 2016年7月にリリース(5年2か月前)

つまり、このPixel 6/6 Proに搭載されているセンサーはメインセンサーですら3年以上前のもの、ということになり最新と呼べるカメラセンサーは(少なくともリアカメラには)一つも採用されていない、ということになります。

まや、2016年リリースの超広角カメラ用センサー、IMX386はHonor 6X (2016)やXiaomi Mi Mix 2 (2017)など、かなり古い機種に搭載されていたもので、最近の「フラッグシップ」で同センサーを搭載している機種は皆無といっても良さそう。

PixelシリーズはPixel 3からPixel 5まで3世代に渡って同一のメインセンサーを搭載するなど、カメラハードウェアに関しては「最新」にこだわらないという印象。

一方、かつてはトップクラスだったPixelのカメラ評価ですが、DXOMark上の評価ではここ最近のモデルはGalaxyや中華系モデルに大きく劣るスコアとなっているのも事実。

そういった意味で最新、とまではいかずともある程度新しいハードウェアを採用するというのは重要な気もします。

Pixel 6シリーズは初の自社製チップ、Tensorを搭載しGoogleが最新iPhone、iPhone 13シリーズに初めて真っ向勝負をする機種、とも言われています(本当にどう考えているのかは分かりませんが)。

このハード的に古めのカメラ構成でどの程度、iPhone 13シリーズと張り合えるのかが注目となりそうです。

ソース、画像:phonearena

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