
Appleの新たなラインナップ「iPhone e」シリーズが、今後も定期的に登場する可能性が浮上しています。最新の情報によると、今年発表されたiPhone 16eの後継モデルとなる「iPhone 17e」は、2026年2月に発売される見込みです。
iPhone 17eは毎年リリースされるシリーズに?
Appleは例年9月に新型iPhoneを発表しますが、「e」シリーズはその数カ月後に登場する新戦略が取られる可能性があります。これは、GoogleのPixel「A」シリーズが、フラッグシップモデルから少し遅れて発表されるのと同じ流れです。
Appleはこれまで、コストを抑えたモデルとして「iPhone SE」シリーズを不定期に展開していましたが、SEシリーズの販売不振を受け、新たに「e」シリーズへと移行したと見られています。
iPhone 16eの成功が「e」シリーズの継続を後押し?
今年2月に発売されたiPhone 16eは、iPhone 14に似たノッチデザインを採用し、最新のA18チップやApple Intelligence機能を搭載しながらも、価格を抑えたモデルとして登場しました。
このモデルは、2022年のiPhone SE(第3世代)を最後に途絶えていた「手頃なiPhone」の新たなポジションを担っています。ただし、iPhone SE(第3世代)の販売価格よりも大幅に高価で、インド市場では128GBモデルが約10万円)と、旧SEシリーズと比べると値上がりしています。
しかし、CIRPの調査によると、iPhone 16eの販売は好調で、今後の「e」シリーズ継続の鍵となる可能性があるとのこと。
iPhone 17eはどんなモデルになる?
現時点でiPhone 17eの詳細なスペックは不明ですが、iPhone 16eが「iPhone 14の要素を受け継いだ」ように、iPhone 17eもiPhone 17の仕様を一部流用する可能性が高いと予想されています。
Appleは過去にiPhone 5cを「手頃なiPhone」として投入し、大きな成功を収めたことがあります。当時、iPhone 5cは発売直後の四半期でiPhone全体の約25%の売上を占めたとも言われており、AppleはiPhone 16eや17eで同様の戦略を狙っていると考えられます。
「e」シリーズが今後も定着するのか、iPhone 17eがどのような進化を遂げるのか、今後の動向に注目です。