
Googleの次期ミッドレンジスマートフォン「Pixel 9a」の実機映像がリークされ、そのデザインが話題になっています。しかし、今回のリークでは「見た目が安っぽい」との評価が多く、従来のAシリーズとは異なる印象を与えているようです。
Pixel 9aはこれまでのAシリーズと一線を画すデザイン?
Pixel 9aは、Googleの最新フラッグシップモデルのテクノロジーを手頃な価格で提供するAシリーズの流れを継承するとみられています。リーク情報によれば、Tensor G4プロセッサ、最大8GBのRAM、120Hz OLEDディスプレイなど、ハードウェア面ではしっかりと強化されているようです。
一方で、コスト削減の影響を受けたのがボディの素材やデザイン。最新のリーク映像によると、Pixel 9aは過去のAシリーズよりもチープな印象を受けるとのこと。実際、リーク映像が投稿されたもののすぐに削除され、その内容はスレッド投稿として残されています。
「Nokia Lumia風」のデザインに賛否
今回リークされたのは、Pixel 9aの「Obsidian(黒)」モデル。映像では、リアパネルの質感がPixel 7aや8aと比べても安っぽく見えることが指摘されています。これまでのAシリーズでも素材の変更はありましたが、ここまで目立つことはなかったため、ユーザーの間では賛否が分かれているようです。
ただし、投稿者のShane Craig氏によれば、「見た目はチープでも、実際に手に持つとNokia Lumiaのような質感で悪くない」とのこと。問題はカメラバーのデザインにあり、過去3世代のPixel Aシリーズと異なる「プラスチック製のリング」が使われている点が、安っぽさを強調してしまっているのではないかとも考えられます。
Pixel 9aの正式発表は間近か?
これまでのリーク情報を踏まえると、Pixel 9aは3月下旬に正式発表される可能性が高いとみられます。スペック面では十分な進化が期待されるものの、デザインの変更がユーザーにどのように受け入れられるのかが焦点となりそうです。実際に触れてみるまでは最終的な評価は難しいですが、これまでのAシリーズとは少し異なる方向性を感じさせる1台となりそうです。