国内でミッドレンジスペックのAndroidスマートフォンが完全にメインストリームとなってはや数年、といったところでしょうか?
その一方で、スマートフォン・ゲームの市場は拡大の一方の模様で端末の使っている端末のスペックや老弱男女問わず、スマホで快適にゲームをしたい、と思うかとも多いと思います。
一方、ハイエンドモデルでは問題なく動作するゲーム・アプリでもミッドレンジや型落ちモデルだと動作のモタつきやカクつき、起動にやたらと時間がかかる、時にはフリーズや強制終了するといった不具合が発生することも。
というわけで、今回はミッドレンジやエントリーモデルと言った比較的スペックの低いスマートフォン、そして型落ちのモデルでもゲームを快適にプレイするための方法をまとめてみました。
Androidスマホのゲーム・アプリの動作を速く・サクサクにする方法
開発者向けオプションの設定変更
まずは開発者向けオプションを有効にします(すでに有効化されている場合はスキップ)
- 「設定」→「電話情報(普通は一番下にある)」
- 「ビルド番号」を7~8回連続でタップ
- PINの入力を求められるので入力
- 「デベロッパーになりました」というメッセージが表示
- 「設定」→「システム」→「詳細設定」→開発者向けオプション
開発者向けオプションが開いたら:
デバッグ:
- ログバッファのサイズを64Kに
描画:
- ウィンドウアニメスケールをx0.5に
- トランジションアニメスケールをx0.5に
ハードウェアアクセラレーションレンダリング
- 4x MSAAを適用のトグルをオンに
- HWオーバーレイを無効のトグルをオンに
アプリ:
- バックグラウンドプロセスの上限を「バックグラウンドプロセス使用しない」に
↑これは文字通り、使用中以外のアプリの動作はすべて停止します。
かなり効果はありますが、そのままだと日常使用に支障がでるおそれも。
よって、ゲームが終わったら元に戻しましょう。
もし忘れそう、という方は「2」か「3」くらいにした方が良いかもしれません。
なお、この方法で向上できるパフォーマンスには限界があります。
よって、ここで紹介した方法を試してもゲームの動作が思うようにならない、という場合はおそらくそれは性能の限界。新しいスマートフォンの購入を検討する方が賢明かもしれません。
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