Googleが待望の「Android 16 Beta 1」をリリースしました。昨年11月と12月に開発者向けプレビュー版が公開されてから、ついにベータ版がスタートです。このベータ版を利用するには、Android Betaプログラムに参加する必要があります。対応デバイスをお持ちの方は、ぜひ試してみてください!
対応デバイス一覧
Android 16 Beta 1は、以下のPixelデバイスで利用可能です:
- Pixel 6, 6a, 6 Pro
- Pixel 7, 7a, 7 Pro
- Pixel Fold, Pixel Tablet
- Pixel 8, 8a, 8 Pro
- Pixel 9, 9 Pro, 9 Pro XL, 9 Pro Fold
インストール前の注意点
ベータ版をインストールする前に、必ずデバイスのバックアップを取りましょう。通常はインストール時に初期化されることはありませんが、万が一に備えておくのが安心です。また、ベータ版プログラムを途中で退会する場合は、デバイスが完全に初期化される点にも注意してください。
今後のスケジュール
Android 16 Betaは全4回のリリースが予定されており、最終ベータ版は4月に公開される予定です。その後、正式版のリリースは6月3日と見込まれています。このスケジュールは昨年11月の情報と一致しており、今のところ変更はなさそうです。
Android 16の注目新機能は?
1. ライブアップデート
まず目玉機能のひとつがライブアップデート。これは、Appleの「ライブアクティビティ」やSamsungの「Now Bar」に似た機能で、ロック画面にリアルタイムの情報を表示します。スポーツのスコアやUberEatsの配達状況など、進行中のアクティビティを一目で確認できる便利な機能です。
2. 高度なプロフェッショナル動画
次に注目すべきは、新しいAPV(Advanced Professional Video)コーデックのサポートです。これにより、プロレベルの高品質な動画撮影や、編集作業の効率化が可能になります。高解像度コンテンツやマルチビュー動画、補助動画のサポートも含まれており、クリエイターには特に嬉しいアップデートです。
3. アプリの適応性向上
Android 16では、アプリの柔軟性がさらに強化されます。Googleは開発者向けに、ウィンドウサイズやアスペクト比に対応したアプリ構築をサポートするツールやフレームワークを提供。また、大画面デバイスでの画面回転やサイズ変更を制限する仕様が段階的に廃止される予定です。これにより、スマートフォンやタブレット、折りたたみデバイスなど、幅広いデバイスでアプリが快適に動作するようになります。
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