もちろん、これらの画像を見比べた99%の人は「Xperia 1 VIで撮影された写真の方が良い」と答えるでしょう。
ただ、13年というかなりの世代差があるにもかかわらず、「その割には差はそれほど大きくない」と感じる方も多いのではないでしょうか?
ソニーモバイルの最新フラッグシップ、と言えばXperia 1 VI。数世代前と比べるとかなりカメラ性能評価も上がってきてはいるものの、少なくとも一般ユーザーの評価としてはまだライバル機種には劣っています。
そんなXperia 1 VIと、なんと13年前のXperia、Xperia Rayのカメラ比較をした興味深い動画がYoutube上に掲載されていました。
48MPのExmor-Tセンサー搭載のXperia 1 VIと8MPの単眼カメラ搭載のXperia Rayという普段ならばありえないカメラ性能比較。
撮影の舞台は「森の中」。
まずは木に取り付けられた小鳥箱を撮影。
これはおそらく誰が見てもXperia 1 VIが圧倒的勝利でしょう。
次は折れた木の撮影↓。
ん?Xperia Rayで撮影された画像もかなりイケてるような。
次は森の小道↓
Xperia Rayで撮影したものは、一昔前のXperiaでよく見られた白く靄のかかったような部分があります。ただそれでも意外とよく撮れているという気がしません?
特に興味深いのは以下の2枚。
上の写真ではXperia Rayで撮影したものの方が画像が明るく、下の写真ではXperia 1 VIで撮影したものの方が明るくなっています。
拡大するとまた違うのかもしれませんが、一見するとどちらが優れているとは断定できないような。
一方、以下は広い範囲を撮影したもの↓
こういった広い範囲を撮る風景では細部の再現性に雲泥の差が出ているのが分かります。
また、上の画像のように明暗のはっきりする部分ではさすがにXperia 1 VIの処理能力勝ち、といった感じがします。
ただどうだったでしょう?
全体としてXperia 1 VIが優れているという評価は確実だとしても、Xperia Rayが意外な善戦をしたと感じる方もいるのではないでしょうか。
実際、この比較では「13年前のXperiaの画質が驚くほど『悪くない』」というコメントもみられ、まさにこれには同感と言った感じがします。
実際、スマホ「黎明期」のXperiaのカメラは他機種と比べてもトップクラス、というか実際にトップ評価をされていた時代もあります。
いずれにせよ、当時のXperiaがスマホのカメラとしては非常に優秀だった、という事なのかもしれません。
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