国内SIMフリー版のXiaomi 14T Proのベンチマークスコアが発見、チップセットは劣化版を搭載?

シャオミの未発表ハイエンドモデル、Xiaomi 14T Pro。

国内向けには以前より、認証通過情報などからSIMフリー版モデルとソフトバンク版が展開されることが確実視されています。

そして今回、このXiaomi 14T Proの国内向けSIMフリー版がGeekbench上で発見されました。

「2407FPN8ER」という型番はEEのサイト内情報からXiaomi 14T Proとなることが確認済み。

一方、同モデルには今のところDimensity 9300、あるいはDimensity 9300+が搭載されると言われていますが、今回のベンチマークスコアのコアスピードを見ると少し不可解な点も。

というのも、まず、このXiaomi 14T Proはグローバル版のベンチマークスコアも発見されており、これと比べると、クロックスピードに違いがあることが分かります。

ご覧のように、グローバル版の各コアのクロックスピードは4 x 2.00GHz、3 x 2.85GHz、1 x 3.40GHzとなっているのに対し、国内SIMフリー版のものは4 x 2.00GHz、4 x 2.85GHzとなっています。

ちなみにグローバル版のクロックスピードはMediatekが公開しているDimensity 9300+の公式スペックと一致しています。

一方、Dimensity 9300のスペックは一応、4 x 2.0GHzと4 x 3.25GHzとなっていますが、実際の搭載機種のクロックスピードを見ると4 x 2.00GHz、3 x 2.85GHz、1 x 3.25GHzとなっており、この国内SIMフリー版Xiaomi 14T Proの搭載チップは少なくともクロックスピードにおいては通常のDimensity 9300よりもさらに低くなっているという事になります。

いずれにせよ、現時点では国内SIMフリー版Xiaomi 14T Proに搭載されるチップセットはグローバル版からダウンづれーどされたものになる可能性が高そうです。

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