一方、今年の初めくらいからでしょうか。ソニーがSnapdragon 7シリーズを搭載したアッパーミドル/準ハイエンドモデルと準備中という噂は何度か上がってきており、ひょっとすると今回の情報とも関連性がある可能性も。
Weibo上のユーザーが、信頼性の高いヨーロッパのソースから得た情報として投稿していたもの
The next generation of Xperia is likely to integrate the 5 and 10 series, with a 6-inch class model equipped with a semi-high-end chipset. If the naming rule is not changed, will it be called “Xperia 7”?
次世代のXperiaでは5シリーズと10シリーズが統合指されるようだ。6インチクラスの準ハイエンド向けチップセットを搭載されたモデルがある。ネーミングルールが変更されなければ”Xperia 7″となるのかな？
ご存じのように、これまでのXperia 5シリーズはSnapdragon 8シリーズチップセットを、10シリーズはSnapdragon 6シリーズを搭載しています。
そのため「準ハイエンド向けチップセット」となると性能的にはこれらのシリーズの中間あたりということになり、クアルコム製SoCではSnapdragon 7シリーズかSnapdragon 8sシリーズが濃厚という事になります。
ちなみにこれまでソニーがSnapdragon 7シリーズのチップセットを採用したことはありません。
一方、シャープは今年、フラッグシップのAQUOS R9で初めてSnapdragon 8シリーズではなく、7シリーズの「Snapdragon 7+ Gen 3」を採用しています。
よって、Snapdragon 7シリーズチップセット採用＝新シリーズのXperia登場、とは限りません。
が、単純な性能からすると「5」と「10」の間として「Xperia 7」シリーズが登場するというのはありえない話ではないように思えます。
なお、今回の情報も噂程度のものではありますが、有名リーカーからも、ソニーが来年以降に向けてXperiaラインナップの大幅な見直しを進めているという情報が発信されており、次世代Xperiaでシリーズ統合や、新シリーズが投入される可能性は十分にあるように思えます。
コメント
個人的にはSnapdragon 7+シリーズよりもSnapdragon 8sシリーズを搭載して欲しいですね。
Xperia 1 VIはSnapdragon 8 Gen 3搭載端末としてはバッテリー持ちがバケモノレベルだったので、Xperia 7(仮)にダウンクロック版のSnapdragon 8sシリーズが搭載されると驚異の電池持ちを発揮しそうですし。
当方も所持しているPoco F6は同Snapdragon 8s Gen 3を搭載して5万円程度と安価だったことから、SoCの単価自体はそれほど高くないと思われます。
しかし、Snapdragon 8 Gen 4からはArmのKryoコアでは無くクアルコム独自のOryonコアを搭載するとのことでコスト面では高価になるような気がします。
ファウンドリはTSMCのN3EノードとのことなのでSnapdragon 8 Gen 1で起こったサムスンの悪夢は回避できそうですが、8s Gen 4が仮に上位モデルのGen 4と同じOryonコアを搭載する流れになると、8s Gen 3搭載端末ほど安価に販売できなくなる可能性が高いですね。
仮に5シリーズと10シリーズの後継モデルとした場合は、価格が12万円までに収まっていると消費者からしても購入しやすいと思います。