2024年のソニー新型ミッドレンジモデル「Xperia 10 VI」。
発売は7月予定とまだ少し先ではありますが、2年ぶりにチップセットがSD6Gen1にアップグレードされたということもあり、ここ最近のミッドレンジXperiaとしては比較的注目度が高いという印象を受けます。
そんなXperia 10 VIですが、今回、そのSIMフリー版(メーカー直販モデル)においてチップセット以外にも隠れたスペック進化点があることが判明しました。
Xperia 10 VIはSIMフリーミッドレンジとしては初のプラチナバンド28に対応
以下はソニー公式サイト上のXperia 10 Vと10 VIのスペック表の一部を比較したもの:
ご覧のようにXperia 10 VIではVでは非対応だったLTEバンド28に対応しているのが分かります。
ちなみにこのバンド28はドコモ、au、ソフトバンクの700MHz帯で遮蔽物にも強く障害物を回り込む特性を持ったプラチナバンド。
まだ主流ではありませんが、順次範囲が拡大されており、徐々に重要度が増してきているプラチナバンドの一つです。
これまでのSIMフリーXperiaではXperia 1/5シリーズのハイエンドモデルは対応していましたが、ミッドレンジの10シリーズではキャリア版のみが対応、SIMフリー版は非対応でした。
つまり、今回のXperia 10 VIでは前モデルと比べて電波受信という点でキャリア版に対するハンディが一つ減ったという事に。
対応LTEバンドが一つ増えただけなので、地味と言えば地味な変化ですが、バンド28を掴むが、他のバンドを掴みにくいといった地域に住んでいる方や、そういった地域を行動範囲にするユーザーにとっては結構大きな進化と言えそうです。
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