国内では6月に発売予定のソニー製最新フラッグシップスマホ「Xperia 1 VI」。
このXperia 1 VIではシリーズ初の大型ベイパーチャンバーを(ようやく)搭載しており、発熱とそれによる性能低下や機能制限の軽減が期待されています。
そんな中、このXperia 1 VIと旧型モデル、Xperia 1 Vと1 IVの発熱状態を比較した興味深い情報が見つかりました。
発熱は前モデルより少なく
Weiboユーザーが投稿していたのもので、以下は30℃の部屋で60FPTでの4K動画撮影をした際のそれぞれの端末の温度を計ったもの。
ご覧のように最高温度では3機種の中でXperia 1 VIが一番低くなっており、これはベイパーチャンバーに寄与するところも大きそう。
ただ、「耐熱性能」も低下
ただ、少し気になるのは発熱によって撮影が強制停止するまでの時間で、Xperia 1 VIはXepria 1 Vよりも5分以上早く撮影が停止しています。
つまり、Xperia 1 VIはXperia 1 V、Xperia 1 VIのいずれの機種よりも発熱が少ない(あるいは排熱性能に優れている)ものの、同時に発熱時に動作に制限がでるまでの閾値、つまり「耐熱性」という点でも過去モデルより低くなっている可能性がありそう。
発熱はあまりないけでど発熱に弱い機種と、ある程度発熱しても機能制限が出にくい機種。
どちらが良いとは一概には言えませんが、最新のXperia 1 VIでも、やはりトレードオフなしでの’進化のみ”とはいかなかったようですね。
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