iPhone 18 Proに一眼レフ級の可変絞りが来る?Appleの特許が示す次世代カメラの可能性

Appleが取得した新たなカメラ関連特許が、スマートフォンの撮影体験を大きく変える可能性があるとして注目を集めています。信頼性の高いリーカーとして知られるIce Universe氏がWeibo上で紹介したもので、iPhoneに一眼レフカメラ並みの「機械式可変絞り」を導入する構想が示されています。

スマートフォンに本物の機械式可変絞りを導入する特許

今回明らかになったのは、超薄型のモバイル機器向けに設計された、極めて小型の機械式可変絞り構造に関する特許です。スマートフォンやタブレットといった限られた内部スペースを前提に、従来は困難とされてきた本格的な可変絞りを実現しようとする内容となっています。

添付された図面からは、絞りユニット内部に複数の絞り羽根を備え、物理的に開閉する構造が確認できます。これは、これまでのiPhoneで採用されてきた固定絞りとは大きく異なるアプローチです。

絞りをリアルタイムで制御する新しい発想

Ice Universe氏によると、この特許の特徴は、絞りを段階的な設定ではなく、連続的に制御可能な「アナログ量」として扱っている点にあります。ピント調整と同様に、撮影中にリアルタイムで演算・制御されることで、動画撮影時には露出が滑らかに変化し、HDR撮影ではシャッター速度やISO感度と連動した制御が可能になるとされています。

これにより、動画撮影時に起こりがちな不自然な明るさの変化を抑え、より自然で本格的な映像表現が期待されます。

超小型化を実現する独自の機械構造

特許で示されている機械式可変絞りシステムは、定子と転子、絞り羽根、そして音圈馬達による駆動系で構成されています。特に注目されているのが、電流を伝えるためにスプリング構造を採用している点です。

これにより、従来の可動配線が抱えていた厚みや耐久性の問題を回避し、スマートフォン内部に収まるサイズと信頼性の両立を図っています。長年、スマートフォンに機械式可変絞りが採用されなかった理由を、設計レベルで解決しようとする試みといえます。

高精度と耐久性を意識した設計思想

特許文書では、さらなる改良案として、回転の滑らかさを高めるためのボールベアリングの採用や、柔軟な回路による電気接続、位置センサーを用いたフィードバック制御なども言及されています。

これらの要素からは、短期間の動作だけでなく、iPhoneとして長期間使用されることを前提とした高い耐久性と精度を強く意識していることが読み取れます。

現行iPhoneカメラとの決定的な違い

現在のiPhoneは、高度な計算写真技術によって高画質を実現していますが、光学系そのものは固定絞りに依存しています。今回の特許が実用化されれば、暗所での集光量向上や、被写界深度の自然な調整、逆光環境でのハイライト抑制など、ハードウェア面での画質向上が期待されます。

また、この可変絞り構造は、広角や望遠、超広角といった複数のカメラモジュールにも応用可能とされており、各レンズが独立して絞り制御を行える可能性も示唆されています。

なぜこの特許が注目されるのか

Appleはこれまで、計算写真の進化によってスマートフォンカメラの限界を押し広げてきました。そこに機械式可変絞りという新たな光学的自由度を加えることで、ソフトウェア処理だけでは再現しきれなかった領域に踏み込もうとしているように見えます。

光学システムとAI処理を組み合わせるという近年のAppleの方向性とも合致しており、将来的にはiPhone Proシリーズで、より直感的かつ本格的な撮影体験が提供される可能性もありそうです。

次世代iPhoneでの採用に期待

Ice Universe氏は、この技術が将来のiPhone 18 Pro世代で採用される可能性にも触れています。特許が必ずしも製品化されるとは限りませんが、スマートフォンとミラーレスカメラの差を縮める技術として、非常に注目度の高い内容であることは間違いありません。

もし実現すれば、iPhoneのカメラは単なる性能向上にとどまらず、大きな転換点を迎えることになりそうです。

ソース

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