Googleの次世代Android OS「Android 15」。
先日2つ目のベータ版が公開され、開発は順調に進んでいるようですが、今回、この最新OSで変更される興味深いシステム仕様についての情報がでてきました。
Android Policeが伝えたもので、これによると、Android 15ではDozeモードの動作条件に変更が加えられるとのこと。
DozeモードはAndroid 6.0で初搭載された機能で、デバイスが長時間にわたって使用されない場合、アプリのバックグラウンドCPUとネットワーク アクティビティを保留にしてバッテリー消費量を抑えるというものですが、Android 15ではAndroid 14と比べて50%早く端末がDozeモードに入る仕様になるようです。
また、これにより、端末のバッテリー持ち時間は最大で3時間ほど伸びるとのこと。
スマートフォンのバッテリー持ちは機種によって様々ですが、だいたい1日~2日に1回充電するという方が大半ではないでしょうか。
だとすると、Android 15へのアップデートでバッテリー持ち時間が1割程度伸びるということになるので、「劇的」とまでは行きませんが十分意味のあるバッテリー持ち向上と言えそうです。
ただ、Androidスマホでは端末がDozeモードに入るとLINEやGmailなどの通知が届かないという慢性的な問題が広範囲で発生しているのも事実なので、この点に関しても同時に解消してほしいところです。
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