Android 15には「ストレージ寿命」を教えてくれる新機能を搭載へ

今年秋には正式版がリリースされる予定の次世代Android OS「Android 15」。

すでにベータ版もリリースされ、今のところ開発は順調に進んでいる模様です。

そして今回、このAndroid 15で追加される新機能に関して興味深い情報がでてきました。

ストレージの健康状態をチェックしてくれる新機能が搭載

Android Authorityによると、Android 15では端末のストレージ・コンポーネントの健康状態に関する情報も表示する機能が搭載されるとのこと。

この機能は「デバイス診断」アプリ内に組み込まれ、内部ストレージ・デバイスの残りの寿命をパーセントで表示するとのこと。

例えば、90%であれば、ストレージデバイスの耐用年数の90%が残っていることを意味するようです。

Android 14ではバッテリー状態をより詳しくチェックできる「バッテリー情報」セクションがシステム設定メニュー内に追加され、セクション内にバッテリーの製造日と「サイクル回数」をチェックできる機能が追加されましたが、今回の機能はその「ストレージ版」といったところ。

「ストレージに寿命?」と思う方も多いかもしれません。

ただ、以前も当サイトで一度お伝えしましたが、フラッシュメモリは書き込みと上書きを続けていくと徐々に劣化していきます。
そういった意味では、ストレージもバッテリーと同じ「消耗品」と言えます。

また、古いㇲポートフォンの動作がモタついたりするのも、単純なチップセットの性能不足やRAM不足だけでなく、このストレージの劣化が原因であることもある模様。

バッテリーと違ってストレージを新品と取り換えるというケースはかなり稀だとは思いますが、それでもスマホの買い替え時期の指標としてはなかなか有用な機能となりそうです。

Androidスマホ全般
スマホダイジェストをフォローする

コメント